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経済学 名著と現代


日経新聞の連載「やさしい経済学」を単行本化した本。

どの章も大変勉強になるのであるが、
アダム・スミスの「国富論」の基礎に「道徳感情論」があるという
『11章 アダム・スミス「国富論」堂目卓生(大阪大学教授)』
における解説が大変、ロジカルで興味深かった。

目次

Ⅰ 文明論の視点
1章 福沢諭吉「文明論之概略」―北岡伸一(東京大学教授)
2章 F・ブローデル「地中海」―川勝平太(静岡文化芸術大学学長)
3章 J・Rヒックス「経済史の理論」―宮本又郎(関西学院大学教授)
4章 J・Kガルブレイス「ゆたかな社会」―佐和隆光(立命館大学教授)

Ⅱ 思想の広がり
5章 F・ハイエク「自由の条件」―竹森俊平(慶應義塾大学教授)
6章 A・トクヴィル「アメリカのデモクラシー」―猪木武徳
(国際日本文化研究センター教授)
7章 M・ウェーバー「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」―岡崎哲二
(東京大学教授)
8章 D・ヒューム「人生論」―松井彰彦(東京大学教授)
9章 T・Rマルサス「人口論」―斎藤修(一橋大学教授)
10章 J・Sミル「自由論」―杉原薫(京都大学教授)

Ⅲ 経済理論の発展
11章 アダム・スミス「国富論」堂目卓生(大阪大学教授)
12章 A・マーシャル「経済学原理」―林敏彦(放送大学教授)
13章 J・Mケインズ「雇用・利子および貨幣の一般理論」―小野善康(大阪大学教授)
14章 J・Aシュンペーター「経済発展の理論」―今井賢一(一橋大学名誉教授)
15章 ブキャナン、タロック「公共選択の理論」―土居丈朗(慶応義塾大学教授)
16章 ゲイリー・ベッカー「人的資本」―清家篤(慶応義塾大学教授)

Ⅳ経営学への進展
17章 ピーター・ドラッカー「断絶の時代」―伊藤邦夫(一橋大学教授)
18章 H・サイモン「経営行動」―野中郁次郎(一橋大学名誉教授)