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クラウゼヴィッツのナポレオン戦争従軍記

名著『戦争論』の著者・クラウゼヴィッツの論文2編・書簡2編。
本書では、戦術はいかにあるべきか、名将の条件とは何かなど、分かりやすく述べられており、難解な『戦争論』の理解をおおいに助ける。
戦況を記述したところでは、さながらドキュメンタリー映画のごとく進行し、勝因と敗因が明快に分析されている。現代政治・軍事だけではなく、会社の経営にも役立つ面白さがある。

難渋な『戦争論』を読むにあたっての副読本といったところ。
第2章「ナポレオンのロシア遠征」の「ナポレオンの戦略の特徴と敗因」は、
クラウゼヴィッツによる簡潔なナポレオン評として貴重である。