・・・ある政治アナリストは「独裁者はいずれ自らを救世主とみなすようになる。自分がいなければ国は崩壊する、そうさせないために自分は役割を全うしなければならないのだと考えるようになる」と指摘し、大統領もその1人であることを示唆した。
たしかにムシャラフ大統領は「世界一危険な職業」と呼ばれる大統領職に就きながら、何度も気骨のある姿を見せてきた。たとえば、これまでに少なくとも3回、アルカイダ・メンバーによって暗殺されかかっている。
■「指導者の要件は強運さ」
大統領公式ウェブサイトで、同氏はこうした暗殺計画について次のように記している。「わたしは『強運の持ち主』だ。指導者として成功する上で最も重要な要素は強運さだ―ナポレオンはそう言っている。つまり、わたしは成功するということだ。・・・決断力があることで知られるムシャラフ大統領。その座右の銘は、ニクソン元大統領の言葉、「分析のし過ぎは思考の停滞につながる」だという。
たしかにムシャラフ大統領は「世界一危険な職業」と呼ばれる大統領職に就きながら、何度も気骨のある姿を見せてきた。たとえば、これまでに少なくとも3回、アルカイダ・メンバーによって暗殺されかかっている。
■「指導者の要件は強運さ」
大統領公式ウェブサイトで、同氏はこうした暗殺計画について次のように記している。「わたしは『強運の持ち主』だ。指導者として成功する上で最も重要な要素は強運さだ―ナポレオンはそう言っている。つまり、わたしは成功するということだ。・・・決断力があることで知られるムシャラフ大統領。その座右の銘は、ニクソン元大統領の言葉、「分析のし過ぎは思考の停滞につながる」だという。
ムシャラフ大統領がナポレオンファンとは知らなかった。1999年10月12日の無血クーデターの際には、ブリュメール18日のクーデターの研究をしたのでしょう。ただ、ブリュメール18日のクーデターは、議員に死刑宣告されたボナパルト将軍が狼狽して議会でわけのわからないことを口走って失敗しかかるなど、クーデターとしては稚拙だと史家には評価されている。ただ、結果として成功しているので、「指導者として成功する上で最も重要な要素は強運さだ」というナポレオンの言葉はそんな経験からでたのかもしれない。