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もし、日本が中国に勝っていたら

もし、日本が中国に勝っていたら。
中国人はなぜ、日本を憎んでもなお愛するのか。
日中戦争の勝敗は逆転の可能性もあった。
―新しい中国人が登場した。
親日でも反日でもなく、歴史を意外な視点から自在な発想で語る。

第1章 複雑な感情(日本への仇か米国への憎悪か;単独では勝つことが難しかった戦争 ほか)
第2章 日中与え合う影響(もし日本が戦勝国であったらどうなっていただろうか?;最も中国文化に近い侵入者 ほか)
第3章 侵略の歴史(日本が中華民族に加わることを中国は受け入れられるのか?;中国の歴史にみる侵略と虐殺・暴行 ほか)
結論 中原に入る(日本が中国に加わる方法;悪い結果ばかりではない)
「羨憎交織」、愛憎入り乱れた日本人観。
日中戦争をクールに分析し、日本の勝利で「日本のように発展した中国」が出現した可能性を語る。ネット上に発表され、中国人愛国者を激怒させた問題論考。

ネット上に発表され、中国人愛国者を激怒させた幻の論文。。。だそうである。

中国人が中国人に向けてこのような論考を発表するということがあるとは思わなかった。
要するに、日本が勝っていれば、歴代の外来王朝と同じようになっていた、ということらしい。
長期的には中国に取り込まれて、分離独立しようとしたら鎮圧される日本人。。。やだね。

とはいえ、日本のように発展した中国、または、中国のように広大な国土を有する日本
に対して西洋人が「びびる」という筆者の主張には納得した。アメリカがなんだかんだ言って
日本と中国の仲を引き裂いといて仲介者として振舞う理由が理由る。

筆者は決して親日とかではなく、世界史に基づき可能性の話を冷静にしているだけ
なので日本人が必ずしも溜飲を下げるという類の本でもない。
事実、日本人からすると?な事実関係の記述がある。

とはいえ貴重な論考といえお薦め。