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CNET Japanの記事より

Bill Gates氏は、既存広告媒体の凋落が加速すると述べている。

 ・・・Gates氏は広告、出版、および技術業界の1000人以上の聴衆に向かい、「50歳未満の人によるイエローページの利用は、今後5年以内にほぼゼロにまで落ち込むだろう」と語った。

 テレビも同様に徹底的な見直しが進んでおり、放送メディアもYouTubeに投稿される高校生の試合の動画や短編映画と競争することを余儀なくされている。新聞もデジタルフォーラムへの移行が進んでいるが、かつてライバルのいなかった求人広告なども競争が激しくなっている。

 Gates氏は新聞業界には多数の友人がいるとして上で、ローカルのものも含め、ニュースを入手するための手段としての新聞の利用は「確実に低下」しているという。「彼らにとって厳しく苦しい変化だ」とGates氏は語っている。・・・

インターネットは、「技術の進歩」がある限りまだまだ伸びると思う。
既存媒体には、技術の進歩というさらなる発展を促すエンジンはないわけだし。
新聞はそれこそナポレオン時代から技術的にはほとんど変化してない。
「技術の進歩」があればそれを生活に利用する「人間の知恵」も生まれ、
これらが進化の両輪となって好循環を生むのだろう。

インターネットサービスのエースである「インターネット広告」について、
Yahooの元幹部で、現在はMicrosoftのLive Labsを指揮するGary Flake氏が
マイクロソフトの広告ビジネスについて次のように述べている。

 ・・・Microsoftは、巨大イメージをスクロールする「Seadragon」技術が、小さい広告にパンフレットや製品カタログをすべて収めてしまう新しいタイプの広告を可能にする様子を説明した。平均的なブラウザでは小さい広告しか見えないが、広告に興味を持った潜在的な購入者は、詳細な写真を拡大表示させ、詳細な製品仕様まで見ることができる。Flake氏によると、Microsoft社内ではこれを「無限ズーム広告」と呼んでいるという。

 Flake氏はインタビューで、「これはかなり信じがたいことだ。これまでの概念では、限られた場所に固定スペースがあって、そこを調べて拡大表示などをしていたが、1つの広告が実際に製品カタログと同じ量の情報を持てるようになった」と語っている。

 しかし、異なるタイプの広告に適応するには広告ビジネスの転換も多少必要だ。同氏は、「クリック操作がなくなる。クリック単位の課金が発生しなくなる。ズーム単位での課金や注目単位での課金など、何かほかのものが必要だ」と語っている。・・・

ズーム単位での課金や注目単位での課金というのが興味深い。
でも、Googleのようにトラフィックを構造的に押さえているのと比べると決定的ではない気がする。
しかし、Seadragon自体は新聞の見開きのように情報が一覧性をもってコンパクトかつリッチに表現されており、
いちいちクリックする煩わしさから解放してくれそうなので魅力的だと思う。

それにしても、最近の報道を見ると、
Bill Gates氏は慈善活動のために一線を退くどころか、
まだまだ覇道を突き進む気十分な気がする。
だいたい、ナポレオンオタクのBill Gates氏に慈善事業は似合わない。