
世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す スティグリッツ(著) 徳間書店
自由化と民営化を旗頭にしたグローバル化は、すべての国、すべての人に未會有の恩恵をもたらすはずだった。ところが今、われわれに訪れたのは、一握りの富める者のみがますます富んでいく、世界規模の格差社会だった。一体これはなぜなのか?ノーベル賞経済学者スティグリッツが、アメリカのエゴにゆがめられたグローバル化のからくりを暴き、すべての人々に利益をもたらす新システムを提言する。さくっと読了。
非民主的なIMF・世界銀行といった国際機関および先進国の企業が、途上国を様々な形で搾取し地球を汚染し、ひいては民主主義にも脅威を与えている。このような状況下、経済のグローバリゼーションが政治のグローバリゼーションに先行し、政治は問題に対応できないでいる。だからこそ「グローバルな協調行動」が必要だ!!!・・・って感じなノーベル経済学賞受賞学者のアジ演説か。
自分は「実行」できないことには価値を認めない傾向があるので、
「グローバルな協調行動」とは「具体的」にどう「実行」するのだと、
ずっと突っ込みいれながら読んでいた。
「グローバルな協調行動」とは「具体的」にどう「実行」するのだと、
ずっと突っ込みいれながら読んでいた。
著者が、民主党支持者であることから一定の政治的背景があるであろうこと、
読んでいる自分の経済学に対する浅学さから「理解」したという感触を得られてないので、
著者に賛成も反対もできない。
読んでいる自分の経済学に対する浅学さから「理解」したという感触を得られてないので、
著者に賛成も反対もできない。
世界で起こっている問題の論点提示は明確なので、
スケールのでかい「うんちく」をたれるには便利な本。
スケールのでかい「うんちく」をたれるには便利な本。