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連休を利用して小泉元総理関係の本を連読。

官邸主導―小泉純一郎の革命 清水真人(著) 日本経済新聞社

本書は、日本経済新聞社の経済解説部編集委員である著者が、過去10年間に官邸で繰り広げられた政治史を取材、分析し、政策決定のメカニズムが官僚主導から官邸主導へと変貌を遂げる過程を明らかにするドキュメント。不良債権処理を巡ってリーダーシップを一切発揮できず、旧大蔵省に処理を丸投げした村山富市政権に始まり、政治主導の道へと転じるきっかけを作った橋本龍太郎内閣、小渕恵三内閣における、政官財の主役たちによる駆け引きを描く。また、小泉時代への幕間と見られがちな森喜朗政権下で、今日の官邸主導政治の象徴である「経済財政諮問会議」のお膳立てがなされていた事実を明らかにする。小泉改革が“変人のこだわり”などでは決してなく、官邸主導を目指す改革の必然であったことを示すと同時に、「冷静な意志と戦略を併せ持った改革者」という、小泉首相が持つもう1つの姿を浮き彫りにする。
小泉政権に関する記述は後半部分から。
官邸主導にいたる歴代政権の諸施策の事実関係が
かなり詳細に記されているので政治史の勉強として良いテキストになる。
3~4日で読める。

小泉の勝利 メディアの敗北 上杉隆(著) 草思社

小泉政権の誕生から終焉まで五年半の間、著者は多くのルポルタージュを書いてきた。この間、大方のメディアは著者もふくめて小泉前首相の政治手法や能力を見誤り過少評価してきたのではないか。しかし、結果として彼は予想を裏切り、いくつかの大きな仕事をなしとげ、最期まで高い支持率を維持しながら去っていった。自らをふくめてなぜメディアは小泉前首相を正当に評価できなかったのか。著者自身のルポルタージュ21本をもとに検証と反省をこころみ、小泉政治の本質を考える。
報道されない政治の裏話が多数紹介されている。
田中元外相の好き嫌いに基づく感情的ヒステリーが笑える。
半日あれば読める。

小泉官邸秘録 飯島勲(著) 日本経済新聞社

米国同時多発テロ、北朝鮮外交、郵政民営化など様々な難局に官邸はどのように対応したか。小泉内閣で主席総理秘書官を務めた著者が初めて明かす、決断と改革の真実。政策決定の舞台裏を、内部者ならではの視点から克明に描く。
いわば小泉政権の「正史」にあたる本。
5年5ヶ月をコンパクトに一気に読ませる。
タスクフォースの機能させかたなどが参考になる。
1日あれば読める。

シャーロック・ホームズの言葉に、
「推論過程を省略し、結論のみ示せば人々は驚く。」
といった趣旨の言葉があった。

国民の目の前で展開された小泉劇場が、
シャーロック・ホームズの言うところの「結論」だとすれば。
これらの書物に記されていることは「推論過程」といったところか。
「推論過程」の全てが明かされたとはもちろん思えないが。。。