
『シャーロック・ホームズの推理学』(内井惣七著 講談社現代新書)を読みました。
NHKで放送していたJeremy Brett主演の「The Adventures of Sherlock Holmes」(BBC)を
久々に見て、ホームズ全集を本棚から引っ張りだしてきてたら、一緒にこの本が出てきたので
再読しました。
久々に見て、ホームズ全集を本棚から引っ張りだしてきてたら、一緒にこの本が出てきたので
再読しました。
「あるできごとを,順を追って話していくと,多くの人はその結果がどうなったかを言い当てるだろう。彼らは心の中で,個々のできごとをつなぎ合わせてある結果を推理するのだ。しかし,ある1つの結果だけを与えられて,はたしてどんな順序を経てそういう結果になったのかを推理して言い当てることができる者は,ほとんどいない。これを推理することが僕の言う逆推理,すなわち分析推理なんだ。」
(コナン・ドイル著,延原謙訳「緋色の研究」(新潮社)より)
(コナン・ドイル著,延原謙訳「緋色の研究」(新潮社)より)
とホームズはデビュー作でいきなり述べています。
本書によると、ホームズのこの方法論を一言でいうと次のようなものになります。
本書によると、ホームズのこの方法論を一言でいうと次のようなものになります。
「ホームズの方法は確率論的方法であり,不確実な推理を確率の判断をうまく使い,いくつかの推理の相乗作用で高い成功率を得る」ものである。
現実においては、「確実」なものは何もないわけですから、
「蓋然性」に基礎を置く、ホームズの方法論は結構役に立つのではないかと思いました。
その意味で「論理学」の本でありながら結構「実用的」な本です。
「蓋然性」に基礎を置く、ホームズの方法論は結構役に立つのではないかと思いました。
その意味で「論理学」の本でありながら結構「実用的」な本です。
しかし、Jeremy BrettのHolmesは凄い。