
「(イタリアの選手と)険悪な雰囲気ではなかった。小競り合いはあったけれどね。でも、試合ではいつもこんな感じだし、ましてW杯決勝ともなれば、なおさらそうだ」
「僕は(マテラッツィに)シャツを引っ張るのをやめてくれと言った。もし欲しければ、試合が終わってから交換しようってね。すると彼は、とてもひどい言葉を返してきた。繰り返して、何度も。言葉は時に暴力より打撃を与えることがある。顔を殴られる方がましだ。いずれにせよ、時間の問題だった。彼の言葉は僕の心の奥底を傷つけたんだ」
「とても個人的なことだった。僕の母と姉に関することだ。1度でも耳にすると、その場を立ち去りたくなる。僕も実際、その場を離れようとしていたんだ。だが、同じことを2度、3度聞かされると……」
「あの場面を見ていた子どもたちに謝りたい。僕の行為は許しがたいものだ。(略)もちろん、あんなことをしてはいけない。何十億もの視聴者の皆さん、そして何百万の子どもたちがあの場面を見ていたんだから、はっきり言いたい。子どもたちに、そして教育者の皆さんにおわびします。」
「僕にも子どもがいる。自分が何をしたか分かっている。やられっぱなしではいけないと言っているが、あんな暴力行為は許されるべきではない。」
「僕のしたことを後悔はしていない。もし後悔していると言えば、(マテラッツィの)あの暴言が正しいということになってしまう。そんなことはできない。後悔しているなんて言えない。それに、彼があんなことを言うなんて間違っている。絶対に間違っている。」
・・・なんというか、「卑屈」な人間に、
ジダンは巻き込まれてしまったんでしょうね。
「卑屈」さには、「弱い人間」の卑屈さと
「ワル」の卑屈さがあるかと思いますが、
今回の相手は「悪童」っぽいので、
後者でしょうね。
しかし、眼中にない人間から
勝手にうろちょろつっかかられたら
うっとうしいでしょうね。
やられたほうは、そもそもは眼中にないから
相手に対する敵意も別になかったわけですし。
つっかかられて初めて敵意が芽生える。
「名誉」は守った。
「頭突き」はよろしくない。
・・・難しい問題ですね。
そして・・・
「後悔はしていない」
・・・かっこいい。