『戦うコンピュータ―軍事分野で進行中のIT革命とRMA』
(井上孝司著、毎日コミュニケーションズ)を読みました。
『軍事革命(RMA)―“情報”が戦争を変える』( 中村好寿、中公新書)
を読んだ後にその具体例を知るのに最適な本です。
「FBCB2があれば、敵と味方の位置関係は一目瞭然」
「未来の軍艦は”Plug and Fight”!?」
「21世紀の戦闘機は、情報を共有しながら戦う」
「イギリス海軍の原潜はWindows 2000とPentium 4で戦う」
「イラク戦争における、米軍の”かんばん補給”」
「地球の反対側からUAVにミサイル発射指示」
などなどの興味深いトピックが盛りだくさんです。
「FBCB2」などは、「ユキピタス」も真っ青ですし、
「Plug and Fight」は、最近はやりの「モジュール化」です。
井上孝司氏によると、RMAにより、
1.現場で何が起きているのかを把握して、意思決定担当者に伝達するプロセスの迅速化
2.関係者の間で情報を共有して、起きている状況に関する理解の食い違いを防ぐ
を実現できるそうです。そして、その具体的な兵器・技術的手段が詳細に紹介されています。
これら「情報」を利用してどのような「戦略」を採用するかは、
さらに高次元の問題だと思いました。ちなみに、中村好寿氏は、
RMAにより「麻痺戦略」が実現されるとします。
『軍司令官たちは彼ら自身の経験や、彼らの天才によって導かれる。戦術や、機動や、技術者・砲手
としての学問は、幾何学と同じように、書物によって学ぶことができる。しかし戦争の高い部門の知識は
、経験と、戦争史および偉大な将帥の戦闘史の研究とによってしか得られない。「イリアス」の歌のようなものや、コルネーユの悲劇のようなものを作るすべが文法書で学ばれるであろうか?(ナポレオン)』
RMAに関する最近の一連の書物は、
ナポレオンがいうところの「文法書」ということでしょうか。
戦争史および偉大な将帥の戦闘史の研究にもまだまだ価値があるようです。
(井上孝司著、毎日コミュニケーションズ)を読みました。
『軍事革命(RMA)―“情報”が戦争を変える』( 中村好寿、中公新書)
を読んだ後にその具体例を知るのに最適な本です。
「FBCB2があれば、敵と味方の位置関係は一目瞭然」
「未来の軍艦は”Plug and Fight”!?」
「21世紀の戦闘機は、情報を共有しながら戦う」
「イギリス海軍の原潜はWindows 2000とPentium 4で戦う」
「イラク戦争における、米軍の”かんばん補給”」
「地球の反対側からUAVにミサイル発射指示」
などなどの興味深いトピックが盛りだくさんです。
「FBCB2」などは、「ユキピタス」も真っ青ですし、
「Plug and Fight」は、最近はやりの「モジュール化」です。
井上孝司氏によると、RMAにより、
1.現場で何が起きているのかを把握して、意思決定担当者に伝達するプロセスの迅速化
2.関係者の間で情報を共有して、起きている状況に関する理解の食い違いを防ぐ
を実現できるそうです。そして、その具体的な兵器・技術的手段が詳細に紹介されています。
これら「情報」を利用してどのような「戦略」を採用するかは、
さらに高次元の問題だと思いました。ちなみに、中村好寿氏は、
RMAにより「麻痺戦略」が実現されるとします。
『軍司令官たちは彼ら自身の経験や、彼らの天才によって導かれる。戦術や、機動や、技術者・砲手
としての学問は、幾何学と同じように、書物によって学ぶことができる。しかし戦争の高い部門の知識は
、経験と、戦争史および偉大な将帥の戦闘史の研究とによってしか得られない。「イリアス」の歌のようなものや、コルネーユの悲劇のようなものを作るすべが文法書で学ばれるであろうか?(ナポレオン)』
RMAに関する最近の一連の書物は、
ナポレオンがいうところの「文法書」ということでしょうか。
戦争史および偉大な将帥の戦闘史の研究にもまだまだ価値があるようです。