


この映画との出会いは、以前、アメリカに行ったとき、
そこでお世話になった語学学校の先生にこの映画のビデオを頂いてからです。
先生はフランス系アメリカ人で、ある日、
自分が拙い英語でナポレオンについて熱心に語っていると、
その翌日、そこまでナポレオンに熱心ならということで、
この映画のビデオを持ってきて自分にくださいました。
だいぶご高齢だっただけに、コルコア先生元気だろうか・・・
スペイン系のマリア先生とかも何してるのだろう・・・
もうだいぶ昔の何年も前の話になってしまいました。
帰国後はこの映画を何度も見てました。
ゴッドファーザーと1,2を争う回数です。
ビデオだけにテープが擦り切れないかと心配していたところ、
日本でもDVDが発売されました。
早速、DVDを購入し、ビデオの方は大切な思い出の品として
しまってあります。
この映画の自分の数年前のレビューです。
『冷徹な野心家の個性が音と映像で理解できる作品。
前半は家柄による差別、同僚の嫉妬、頑迷な上司といった障害にもめげず、
ひたすら自己研鑽する若き砲兵士官がツーロンの戦いで好機をものにするまでを描く。
後半はフランス革命の政治的混乱の中で、幾多の政治的危機を乗り越えながら「カエサルの再来」になるまでを描く。知識としてルソーの理想を知っていたボナパルトが、革命で暴徒と化した民衆が生首を掲げて練り歩く姿を見てニヒルな笑みを浮かべたりと冷徹な野心家の個性が巧みに描かれている。
テルミドールの反乱と投獄の時間的前後関係が史実と異なる。』