「嫉妬の世界史」(山内昌之著・新潮新書)を再読しました。
そもそもは、本のテーマである「嫉妬」うんぬんよりも
東条英機の嫉妬にさらされた天才石原莞爾についての著者の論評を
再読したかったからです。
『昭和の陸軍軍人で「天才」といえるのは、石原莞爾ただ一人といってよい。
天才は百年に一人しか生まれないとすれば、満州事変は世界をひっくりかえすほどの
事件だった。作戦主任参謀にすぎない一介の陸軍中佐が世界を驚かせ、アメリカや
ロシアを沈黙させながら、蒋介石の反応も織りこんで日本とアジアの運命を決する
大きな「事業」を決行したのだ。』
・・・すごいです。
本のテーマである「嫉妬」については、
『男性の嫉妬はどうにも陰性で粘着質ではないだろうか。
自分が他人より劣る、不幸だという競争的な意識があって心に
うらみなげくことを「嫉む」という感情だと考える』
・・・笑えますね。
『他人より劣る、不幸だ』なんて考えていたら、
食事がまずくてしょうがありません。
そんな暇あったら泰然と日々努力したほうがいいと思います。
ただ、確かに男の場合、「劣等感」が強い人間ほど
嫉妬深い気がします。こういう人は、普段は下を向いて
歩いているのに、定期的に妙に不自然に「強気」になる
必死さがはたから見てると笑えます。
・・・などと人の感情をますます逆撫でするような態度を
石原莞爾は東条英機にとっていたのではないかと想像して
しまいます。石原莞爾が最高指揮権をGETしてたら
日本も「大国」どころか「超大国」になっていた可能性
(あくまで可能性です)があっただけに惜しいです。
しかし、この「嫉妬の世界史」という本、
サブタイトルに「英雄抹殺論」とでも
つけるべきだと思いました。
秀才学者が、「英雄ってのは、なんか目立つからムカつく」
って感情で書いたのでしょうか(笑)。
そもそもは、本のテーマである「嫉妬」うんぬんよりも
東条英機の嫉妬にさらされた天才石原莞爾についての著者の論評を
再読したかったからです。
『昭和の陸軍軍人で「天才」といえるのは、石原莞爾ただ一人といってよい。
天才は百年に一人しか生まれないとすれば、満州事変は世界をひっくりかえすほどの
事件だった。作戦主任参謀にすぎない一介の陸軍中佐が世界を驚かせ、アメリカや
ロシアを沈黙させながら、蒋介石の反応も織りこんで日本とアジアの運命を決する
大きな「事業」を決行したのだ。』
・・・すごいです。
本のテーマである「嫉妬」については、
『男性の嫉妬はどうにも陰性で粘着質ではないだろうか。
自分が他人より劣る、不幸だという競争的な意識があって心に
うらみなげくことを「嫉む」という感情だと考える』
・・・笑えますね。
『他人より劣る、不幸だ』なんて考えていたら、
食事がまずくてしょうがありません。
そんな暇あったら泰然と日々努力したほうがいいと思います。
ただ、確かに男の場合、「劣等感」が強い人間ほど
嫉妬深い気がします。こういう人は、普段は下を向いて
歩いているのに、定期的に妙に不自然に「強気」になる
必死さがはたから見てると笑えます。
・・・などと人の感情をますます逆撫でするような態度を
石原莞爾は東条英機にとっていたのではないかと想像して
しまいます。石原莞爾が最高指揮権をGETしてたら
日本も「大国」どころか「超大国」になっていた可能性
(あくまで可能性です)があっただけに惜しいです。
しかし、この「嫉妬の世界史」という本、
サブタイトルに「英雄抹殺論」とでも
つけるべきだと思いました。
秀才学者が、「英雄ってのは、なんか目立つからムカつく」
って感情で書いたのでしょうか(笑)。