11日から12日にかけてイタリア遠征軍は
カディボーナ峠でマルティーム・アルプス山脈を越えました。
この峠は、砲兵部隊の通過も可能な峠でした。

12日、霧のたちこめる早朝に、イタリア遠征軍9000人は、
モンテノッテにおいてオーストリア軍アルジャントー将軍6000人を攻撃しました。

イタリア遠征軍マッセナ師団配下のラアルプ師団が、オーストリア軍の正面を攻撃しました。
ラアルプ師団がオーストリア軍の正面を捕捉している間に、
マッセナ将軍は、付近の森をかすめ丘を越え、師団配下のメナール旅団を率いて、
オーストリア軍の右翼に回り込みました。

オーストリア軍アルジャントー将軍は包囲される危険を察知し北方への退却を命じましたが、
マッセナ将軍の機動の方が早く、オーストリア軍右翼に殺到しこれを北方に壊走させました。

イタリア遠征軍は、オーストリア軍が残していったマスケット銃を戦利品とし、
これをオジュロー師団に後に配布しました。当時のイタリア遠征軍の装備の窮乏ぶりがうかがわれます。