野党がビジネス政党化して

行政を担える国政政党が自民党のみ

そんな現状なのだから

当然のこと与党内に対立軸を

設ける以外独裁を止められない



元々党内野党を自称していた

石破前総理が退任後

慣れたポジションに戻り

早速現政権へと批判を始めたが

その優れたバランス感覚と

ラディカルな批判を駆使して

反対派の受け皿に上手い事納まれば



国際情勢が膠着している現状では

閣僚の大きなスキャンダルが無ければ

安定的な政権を築けるはずだ



そうなると2年近くの

時間を稼ぐ訳だから

国内一斉大清掃くらいに

覚悟を決めて

断捨離を敢行してはどうか



何を捨てるのか

端的に言えば固定観念だろうか

それは昔の歌のように

西から登ったお日様が

東へ沈むような感覚だろうか



団塊世代とその上の世代には

決定的な価値観の違いがあったけれど

生まれた時に家にテレビなど無かったから

言葉を覚え始めた幼い頃に

その言葉を投げかけるのは

家の中にいる誰かだったのは

おそらくどちらも同じ



戦前教育と戦後教育

その価値観が変わろうとも

コミュニケーション方法は同じだからこそ

話し合うという選択肢があった



その更に一世代下の

団塊ジュニア世代までは

帝国主義の名残りが

祖父母から孫へと受け継がれ

社会も受け流していた



その数年違いの

私などの氷河期世代から

徐々に教育現場では

その矛盾を許さなくなり

おそらくそれは都会の

選ばれた教育機関から広まり

メディアを通して

全国へと広がったが

当時は新聞テレビ雑誌がもたらす

その効果には数年単位の時間を要した



おそらく

失われた時代と言われるその期間

我が国は長い革命を

静かに推し進めて来た

それは誰かの意図なのかは分からない

ただの副産物なのかもしれない



しかしその後

戦前に掲げた大東亜共栄圏構想を

彷彿とさせる巨大経済圏を完成させて

今は移行期間の始まり



中華世界が資本主義を取り入れ

あらゆる技術や理論を駆使すると

その人口規模を利用して

新技術開発を独占し

他国は置き去りにされるのは

目に見えていたのだから



西側諸国が役割を分担しながら

対抗勢力を形成しながら

自国有利な新世界を目指したのも

失われた時代の特徴



IT企業などが代表の

テクノロジー企業群も

西側と中華世界で分け合い

その隙間を縫うように

その国独自の強さを活かした

国際企業を作り出そうと

各国が躍起になり

今の世界が作られて来た



我が日本が選択した未来は

大東亜共栄済圏だった



先進国であるアドバンテージを捨て

他国の成長に投資や援助を行い

一つの経済圏になる為には

ある程度物価を揃えなければならないからと

西側各国が経済成長を争う中で

唯一無成長経済へと舵を切り

その結果多くの代償を支払った



氷河期を味わい

中間層が一斉に貧しくなり

グローバル企業などの国際競争を

まるで後ろから足を引くように

トップを他国へと明け渡し



暗く惨めなデフレ時代は

今も尚国民の心に傷跡を残したまま



未来へ希望を見出す事を諦め

今や少子化という

国家存亡の危機を目の当たりにして

格差社会の上と下問わずに

一致団結を呼びかけるまでに至り



何とか中間層を

育てる手立てを考案するまでに

ようやくたどり着いた現状



物価の高騰は

戦争を否定しない国には

継戦能力の低下になり

だからこそ

あの超大国が慌てふためいている



ウクライナ紛争をきっかけに

ロシアが西側経済圏から離脱を余儀なくされ

それでも中華世界を始めとする

新興国群との外交成果を駆使して

新たな時代へと移行しようと試みている



国家間の外交は

理想よりも現実に流れる



価値観の違いや

慣習の違いを互いに

受け容れる必要など無い

不可欠なのは

競争の排除だろうか



怠惰が悪では無く

妬みや嫉みをきっかけに

前を行く者を陥れ

国家の成長を止めるのが危険なのだから

そのような者たちを

満足させてしまえば良い



我が国こそ

自身にとってのオンリーワンと

自国のマジョリティに思い込ませれば

オートマティックに国家は前進し

邪魔が無ければ

その速度は上がり続ける



マジョリティの欲望を満たす為に

冷戦終結後の西側諸国ではインフレが起こり

感染症が決定打となり

一気にその速度を上げた結果

国際法を無視した超大国による

関税負担を各国へと課す形で

アイデアという助けを求める始末



ロシア経済破綻によって

自国の闇を有耶無耶にする計画も崩れ

10年後の世界がどうなるのか

もはや見通しがつかない



しかし考えてみれば

江戸幕府が行った鎖国政策

その中にあっても

出島というEXIT を設けて

他国との繋がりを残したように



失われた時代にあっても 

同じ政策が行われていたのではないか



昔は米国の51番目の州と呼ばれ

安保条約は属国扱いと揶揄されたりと

まるで我が国は米国の中華世界への

出島のような存在だった



しかしそれは両面あり

入口は出口にもなるしその逆にもなる

つまりどちら側にとっても

我が国は出島だったのだ

その立場を利用したからこそ

巨大経済圏を作り出す事に成功した

 


まさに我が身を切りながら

多くの者を失いながら他国人を育成し

他国経済を押し上げながら

一つの結論を導き出したのだから

誰かの意図した事だとすると

もはや神の領域の構想と実行力



しかしそれらは現実に

今も進み続けている



この先に待っているのは

おそらくこれまで見たことの無い景色

単一言語国家たる我が国の民には

未経験の多言語経済圏での

暮らしが待っている



国境などは県境

県を跨げば他言語圏

そのような感覚で

大東亜から中華世界へと

飛び回る新時代が

おそらくやって来る



惰民として

地方都市で暮らすも良し

上京する勢いで

世界へ羽ばたいても構いやしない

そんな世界へと移行する為には

政治の安定は欠かせない



ウクライナ紛争の終わりが見え始め

何をもって終結となすのかは分からない

ただ確実に世界のパワーリバランスが

顕著に現れるだろうから

国際情勢は暫くの間は

大きく動かないだろうと予測すると



国内世論の

開国へと導く指導者が

内向き思考から

巨大経済圏を見据えた

外向き戦略を国内事業者へと促し

官民政一体となって 

社会発展への礎となって欲しい



その為には

地方の事業者が世界を見据える

その未知なる挑戦を

国や自治体が後押して

必要なら保証するくらいしても良い



我が国が真の主権国家へと

進化出来るのかはおそらくそこに掛かっている



他国に比べて

政治状況の良い我が国は

長年裕福な企業や団体に囲まれ

おそらく投資も長くしているのだから

この失われた時代にも

含み益は増大し続けていて

惰民を養う事くらいは出来るのではないか

そうする事で安定するなら

ベーシックインカムも有りだろう



今後どのような

動力源が一般化されるのかは分からない

ただ化石燃料に頼る時代は終わる



そうなった時に

水素でも原子力でも構わないが

自国生産が出来なければ

元の木阿弥なのだから

研究開発はしっかりとやりながら

政治的にまとまれるのなら

他国と同盟もしくは国家合併をしても良い



そうなると日米安全保障条約も

見直さなければならない



もはや近未来では

国内に対立軸など必要無いのだから

誰が総理でも変わらない

我が国ニッポンが多極世界の一角を担う日が

来るかもしれないと想像すると

未知なる道を歩む楽しみも出来る