2022・2・18 赤城山中・ツエルトトレーニング | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

毎日寒い日が続き、高尾山でも雪が降って

皆さんは楽しまれているようですね。

里の雪は・・・

芭蕉の「いざさらば 雪見に 転ぶところまで」

                       ・・・でしょうか!

 

私達は先日、

赤城山でツエルト(簡易テント)の展帳トレーニングをしました。

ツエルトはテントと違って、普通はポールが有りません。

本体は300~400g程ですが、張り綱を入れても

私の物でも重さは概ね600gです。

 

山に入るときは

非常用のテントとして

いつもザック内に携帯しています。

(軽さを考えて、積極的に山行に使用している人も居るようですね。)

 

いつもザックに入れて暫く展帳しないままなので、

展帳してみることにしました。

風や雪も降って・・・寒かったです!

 

今回は2本の立木を活用です。

立木1本とストック、

またストック2本を使用するケースも出来ます。

その前に、まず張る場所が決まったら、

足で踏み固めて地ならしですね。

ここで一晩寝るので、少しでも心地良くしないといけません。

寝袋も無いのに絶対露営したくないですね!

あくまでも緊急露営用です。

 

手前に垂れている2本のヒモはストックを柱とする時のトラ綱です。

 

下の写真は・・・

風が侵入して来ないように

ツエルトの周辺の隙間処理です。

雪で隙間を埋めるているところです。

一晩中、隙間風で悩みたくないですからね。

 

このトラ綱の黒色はゴムを使用してます。

強風によるヒモ取り付け部の破損対策です。

ゴムにより緩衝を期待してます。 

伸びたり縮んだりで結構作用しているようでした。

底部の周囲トラ綱は割り箸や小枝を雪に埋めました。

今回の雪は2~3回踏めば簡単に固まりました。

サラサラ雪では水を掛けたりするそうです。

 

そして人数が4人、5人となれば

2~3人用のこのツエルトで横になれませんので、

対面座りスタイルとします。

これでは、お尻から「冷え」がアッという間に伝わってきます。

ザックを敷いてマットの代用にしましょう。

 

隙間風の無く仕上がったここで

温かなカップ麺など、そして最後にお茶も!

ゆっくりと昼食をとることが出来ました。

          快適でした!

 

外に出た時の「風」の冷たさ!

風や冷えは、絶対避けなければいけませんね。

 

そう言えば先日、雪道を走っていたとき、

周辺の立木の枝には・・・

テーブルほどの雪の塊が沢山有リましたよ。

ツエルトを張るときには、

上も確認する必要がありますね。

 

寒い日でしたが、無事終了することが出来ました!