毎日寒い日が続き、高尾山でも雪が降って
皆さんは楽しまれているようですね。
里の雪は・・・
芭蕉の「いざさらば 雪見に 転ぶところまで」
・・・でしょうか!
私達は先日、
赤城山でツエルト(簡易テント)の展帳トレーニングをしました。
ツエルトはテントと違って、普通はポールが有りません。
本体は300~400g程ですが、張り綱を入れても
私の物でも重さは概ね600gです。
山に入るときは
非常用のテントとして
いつもザック内に携帯しています。
(軽さを考えて、積極的に山行に使用している人も居るようですね。)
いつもザックに入れて暫く展帳しないままなので、
展帳してみることにしました。
風や雪も降って・・・寒かったです!
今回は2本の立木を活用です。
立木1本とストック、
またストック2本を使用するケースも出来ます。
その前に、まず張る場所が決まったら、
足で踏み固めて地ならしですね。
ここで一晩寝るので、少しでも心地良くしないといけません。
寝袋も無いのに絶対露営したくないですね!
あくまでも緊急露営用です。
手前に垂れている2本のヒモはストックを柱とする時のトラ綱です。
下の写真は・・・
風が侵入して来ないように
ツエルトの周辺の隙間処理です。
雪で隙間を埋めるているところです。
一晩中、隙間風で悩みたくないですからね。
このトラ綱の黒色はゴムを使用してます。
強風によるヒモ取り付け部の破損対策です。
ゴムにより緩衝を期待してます。
伸びたり縮んだりで結構作用しているようでした。
底部の周囲トラ綱は割り箸や小枝を雪に埋めました。
今回の雪は2~3回踏めば簡単に固まりました。
サラサラ雪では水を掛けたりするそうです。
そして人数が4人、5人となれば
2~3人用のこのツエルトで横になれませんので、
対面座りスタイルとします。
これでは、お尻から「冷え」がアッという間に伝わってきます。
ザックを敷いてマットの代用にしましょう。
隙間風の無く仕上がったここで
温かなカップ麺など、そして最後にお茶も!
ゆっくりと昼食をとることが出来ました。
快適でした!
外に出た時の「風」の冷たさ!
風や冷えは、絶対避けなければいけませんね。
そう言えば先日、雪道を走っていたとき、
周辺の立木の枝には・・・
テーブルほどの雪の塊が沢山有リましたよ。
ツエルトを張るときには、
上も確認する必要がありますね。
寒い日でしたが、無事終了することが出来ました!