2021・7・21 棒の折山 | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

棒の折山は・・・

登山地図では棒の折山、また棒の嶺と2つの名前が付いています。

標高1000m弱で埼玉と東京の県境に位置しています。

今回の登山口は埼玉の飯能市にある名栗湖畔から白谷沢沿いにある登山道を使いました。

やはり、この暑い中、沢の涼しい風を味方に付ける作戦です。

 

その前に、名栗湖は・・・

石を積み上げて作ったロックフィルダムで、あの日も何台ものバイクツーリングの人達が寛いでいました。

知り合いに教えて貰ったのですが、水位が上がると自然に吐水される

システム採用と言うことでダムマニアの人も吐水の姿を見に来るようです。色んな趣味の人がいますよね!

ダムマニア | – Dam Mania –

 

あの日は水が吐水まで10m以上も下がった状態でした

今年は渇水年でしょうか?

 

そんな姿を見ながら登山口を登り始めました。

予定通りの左の下で沢の音が聞こえています。

樹林の中のため、強い日射しを意識することは無かったですね!

結構な急登が少し続きます。

そして、この辺は絶対転倒してはいけない登山道です。

ゆっくりと足を出すように確実に1歩1歩登り上げて、

30分ほど頑張れば、沢はすぐそこになり、

小滝も現われてきます。

立ち止まると沢風がス~ッと首スジの汗を冷やしてくれます。

実に有難いです!

良いところに陽が差し込んでたので、

          自然に足が止まってしまいました。

こんな沢の音のことを瀬音と言うのかと思います。

沢の音を想像してください。

 

 

そして上を見上げれば・・・

両側から枝が折り重なるように沢を覆っています。

こっちも有難いです。

沢の水だけで無く、

樹木も登山の見方をして居てくれる様でした。

 

 

小滝の勢いは留まるを忘れたように落ちて行きます。

 

両側が狭くなったエリアでは、まさに源流域の景色です!

素晴らしい!

ここの沢は「ウオーターウォーキング」白山書房でも

遡行する楽しがあるとして紹介しています。

 

そして

大滝である白孔雀の滝の場所では、

ステンレスのチェーンが手すりのように設置されてあります

ここは、さすが「関東ふれあいの道」だけあって

整備が行き届いています。

 

そして沢が終了すると、今度は涼しそうな、

まるで散歩道となります。

このまま岩茸石まで道は続きます。

その後は、根っこと土の道を登りますが、

20分おきにベンチやテーブルが設置されてあります。

 

私達はコンジリ峠で昼食休憩としました。

ベンチが幾つもあるので、これも有難いですね!

隣では・・・

コンロでコーヒーを入れて飲んでいる人が居ました。

山頂を登って下山途中でしょうか。コーヒー(私の想像です。)を一口一口本当に味わうように飲んでいました!

美味しそうに飲んでいましたので、

ちょっと羨ましかったです。

 

山頂には立派な東屋があり、

ゆっくり腰を下ろして休憩できます。

今回は・・・日向に出たくない気持ちで山頂の景色を堪能しました。

やっぱり日射しは強かったです!

 

下山途中に岩茸石周辺で咲いていたヤマユリは大きな花でした。

直径15センチはあった気がします。

また沢では・・・

イワタバコがアチコチに咲いていました。 チョット可愛そうかも?

 

 

今回は沢の源流域の景色を見ることも今回のイベントの一つです!

「写真撮りましょう!」

私はお二人を後ろからカシャリと撮りました。

 

神様が岩戸を開いたような景色です!

そして無事に下山してきました。

 

 

・コロナの自粛にて暫く山には入れなかったお二人様、

要所要所で小休止、そして水分補給を課題としての登山でした。

涼しい沢風と日陰道とは言いながらも、ガッチリ汗をかいて登る

暑い夏の山を楽しまれたことと思います。

 

・登り始めの厳しい急登を登る時、

黙って登ると忍耐の急登のようになってしましますが、山談義などしながら登ったので、あっという間に終わって仕舞いました。

 

あの日も30度越えの気温でしたが、沢の風も味方し、

そして

樹林も味方してくれたようでした!

 

 ・・・ 

沢登りガイドの営業活動です!  こちらも宜しくお願いします。