昭文社の登山地図では、登り3時間30分のコースタイムです。
私にとって、ここは耐え忍ぶ山というイメージがあります。
標高差1000mあり、殆ど登りっぱなしの急登が続きます。
まさに「耐え忍ぶ山」の感があります。
今回は・・・
夏の目標の山へのステップアップで登って来ました。
日曜日のためか、駐車場は満車状態でした。
やっぱり、山に登りたいんですよね!
みなさんも耐え忍ぶ山に登りに行っているんですね。
沢を渡ってすぐ急登が始まります。
展望もなく、樹林の中をひたすら登り上げます。
そんなことも耐え忍ぶ山にふさわしい条件ですね。
巨木など有ると気が紛れます。
まだまだ元気な様子です。
はい、ポーズ!
タラタラノセンという名前の滝が見えます。
白毛門沢で最も大きな滝です。
難易度は低くないので、私はいつも高巻きしてます。
「1時間10分経過です。」・・・後方から声がしました。
「もう少し先で展望の良い場所がありますので、頑張りましょう!」
今回は筋力アップが目的の一つ、松の木沢の頭までノンストップで登り上げる予定です。
徐々に展望が開け始めて来ました!
チョッと心配!
歩幅が小さくなってきました。
この辺まで来ると、
先を見上げる度に足が止まります。
「足を止めないでください!」・・・と言う言葉が次第に
「足を止めないで~!」と変りました。
皆さんの心中は十分に理解しているつもりです。
そして、小休止の場所に到着しました。
松の木沢の頭から見る谷川岳の東面です。
中央が一の倉沢です。
今頃登ると、
時々、「ゴゴ~ゴ~ン」と雪渓が崩れる音が谷一面に響き渡ります。
毎回不気味な感じです。
ここで、一休みします。
水筒や菓子パンなどは、雨蓋に入れて置けば、立ち休憩でも
隣の人に頼んで取り出して簡単に食することが出来ます。
自分の体のために出来ることは、食べることと飲むことです。
ここまでノンストップで、よく頑張ってきました。
(写真撮影などはしました。)
しかし、少々時間が掛かってます。
「@@時になったら山頂に登らず引返します!」
厳しい言葉です。
「足を止めないで~!」と言う言葉を何度言ったでしょうか?
「自分、ガンバレ!」
もう山頂は目の前にあります。
速度が段々と遅くなって
@@さんは・・・「足が痙攣してます。痛いです。」
経験豊富な@@さんですが、
やはりコロナ自粛で体が出来上がって居ないようです。
「ここで昼食にしましょう!」
上を見るも、落石の危険も無さそうです。
私は登山の日は・・・米を2合食べます。
簡単な自宅での朝食、山での昼食、そして帰宅後の夕食ですね。
そんな感じで、山の日には2合の米をいつも食べています。
やっぱり、山では炭水化物ですよね!
シャリを食べないと体が持ちません!
大きな弁当にタマゴ焼き、ウインナーソーセージ、
野菜と梅干しなどの古典的な山での昼食です!
&&さんはコロナ自粛で体重が増えたそうです。
そして今回の急登はとても辛い道のり。
でも速度は落ちましたが最後まで、自分の足で登りました。
頑張って山頂まで登れて本当に良かったですね!
いつも元気な◆◆さんは、
普段から秘密のトレーニングを積んでいるそうです。
一旦どんなトレーニングでしょうか?
足が痙攣した@@さんも、
昼食後は回復して山頂に到着できました。
今回は・・・
耐え忍ぶ山の白毛門に全員が登頂出来て本当に良かったです。
下山開始時、
両手を広げて喜ぶ@@さん!
こんな一コマは・・・
私にとっても本当に嬉しい時間です!
あっという間の山頂時間でしたが、
3人の心中はそれぞれ違うものだったと思います。
もちろん、私も課題を感じて下山してきました。
下山では花の写真を沢山撮りました!
黄色いスミレが印象的でした。
登った山は良い山!
白毛門もいい山ですね!













