2021・6・6  白毛門・群馬県 | 高橋 丈のブログ

高橋 丈のブログ

山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

昭文社の登山地図では、登り3時間30分のコースタイムです。

私にとって、ここは耐え忍ぶ山というイメージがあります。

標高差1000mあり、殆ど登りっぱなしの急登が続きます。

まさに「耐え忍ぶ山」の感があります。

今回は・・・

夏の目標の山へのステップアップで登って来ました。

日曜日のためか、駐車場は満車状態でした。

やっぱり、山に登りたいんですよね! 

みなさんも耐え忍ぶ山に登りに行っているんですね。

 

沢を渡ってすぐ急登が始まります。

展望もなく、樹林の中をひたすら登り上げます。

そんなことも耐え忍ぶ山にふさわしい条件ですね。

 

巨木など有ると気が紛れます。

まだまだ元気な様子です。

はい、ポーズ!

 

タラタラノセンという名前の滝が見えます。

白毛門沢で最も大きな滝です。

難易度は低くないので、私はいつも高巻きしてます。

 

「1時間10分経過です。」・・・後方から声がしました。

「もう少し先で展望の良い場所がありますので、頑張りましょう!」

今回は筋力アップが目的の一つ、松の木沢の頭までノンストップで登り上げる予定です。

 

徐々に展望が開け始めて来ました!

チョッと心配!

歩幅が小さくなってきました。

 

この辺まで来ると、

先を見上げる度に足が止まります。

「足を止めないでください!」・・・と言う言葉が次第に

「足を止めないで~!」と変りました。

皆さんの心中は十分に理解しているつもりです。

そして、小休止の場所に到着しました。

 

松の木沢の頭から見る谷川岳の東面です。

中央が一の倉沢です。

今頃登ると、

時々、「ゴゴ~ゴ~ン」と雪渓が崩れる音が谷一面に響き渡ります。

毎回不気味な感じです。

ここで、一休みします。

水筒や菓子パンなどは、雨蓋に入れて置けば、立ち休憩でも

隣の人に頼んで取り出して簡単に食することが出来ます。

自分の体のために出来ることは、食べることと飲むことです。

ここまでノンストップで、よく頑張ってきました。

(写真撮影などはしました。)

 

しかし、少々時間が掛かってます。

「@@時になったら山頂に登らず引返します!」

厳しい言葉です。

「足を止めないで~!」と言う言葉を何度言ったでしょうか?

 

「自分、ガンバレ!」

 

もう山頂は目の前にあります。

速度が段々と遅くなって

@@さんは・・・「足が痙攣してます。痛いです。」

経験豊富な@@さんですが、

やはりコロナ自粛で体が出来上がって居ないようです。

 

「ここで昼食にしましょう!」

上を見るも、落石の危険も無さそうです。

私は登山の日は・・・米を2合食べます。

簡単な自宅での朝食、山での昼食、そして帰宅後の夕食ですね。

そんな感じで、山の日には2合の米をいつも食べています。

やっぱり、山では炭水化物ですよね!

シャリを食べないと体が持ちません!

大きな弁当にタマゴ焼き、ウインナーソーセージ、

野菜と梅干しなどの古典的な山での昼食です!

 

&&さんはコロナ自粛で体重が増えたそうです。

そして今回の急登はとても辛い道のり。

でも速度は落ちましたが最後まで、自分の足で登りました。

頑張って山頂まで登れて本当に良かったですね!

 

いつも元気な◆◆さんは、

普段から秘密のトレーニングを積んでいるそうです。

一旦どんなトレーニングでしょうか?

 

足が痙攣した@@さんも、

昼食後は回復して山頂に到着できました。

今回は・・・

耐え忍ぶ山の白毛門に全員が登頂出来て本当に良かったです。

下山開始時、

両手を広げて喜ぶ@@さん!

こんな一コマは・・・

私にとっても本当に嬉しい時間です!

あっという間の山頂時間でしたが、

3人の心中はそれぞれ違うものだったと思います。

もちろん、私も課題を感じて下山してきました。

 

下山では花の写真を沢山撮りました!

黄色いスミレが印象的でした。

 

 

登った山は良い山!

白毛門もいい山ですね!