赤岩尾根 2019・10・10 | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

秩父と西上州とを分ける赤岩尾根は、

両神山の八丁尾根へと繋がり、同じようにヤブ岩尾根です。

山と高原地図の「 西上州 」では「 西上州きっての岩稜ルート・

岩登り経験者のみ 」というコメントが付けられています。

そんなコメントが付いていると・・・

行ってみたいと思う人も少なくないと思います。

今年5月、八丁尾根から撮った写真で、薄く消えかかった山並みが

赤岩尾根です。  ギザギザです。

 

私達は時間をフルに使うため、

10月9日に現地入りして山麓にてテント泊り、

そして翌日の6時30分行動開始となりました。

 

このルーとは・・・

踏み跡も少なく、色の薄れた赤テープが時々見える程度であのため、

その踏み跡を見つけることも 楽しみの一つとなっています。

そして、

なんと言っても登山道にあってはならないⅢ級+の岩場が

時々(2~3回)遭遇することです。

八丁尾根は岩場があればシッカリとした鎖が取り付けてありますが、

此処は頼りなさそうなロープが1~2本あるのみで

その岩場を通過するのには

高さ慣れと岩慣れした人でないと

足がすくむ箇所もあるのが特徴です。

そんな理由から、山と高原地図に岩登り経験者のみ」といったコメントが添えられていることと思います。

 

夕日に照らされた赤岩岳の岩壁・・・名前の由来はこれでしょうか!

 

 

標識はよく見ないと分からないです。

 

この1枚岩にみえる箇所を右上します。

 

初心者同行の場合はロープ確保が良いと思います。

 

登り終えると、やっぱり満足何一杯です。

 

そしてP1へ向かいます。

私達はせっかくだから

岩を登るようにルーとを取りました。

ゴジラの背中みたいなところから、縦に伸びた岩を登ります。

 

 

中間支点も残置ハーケンとカムを使用です。

皆さん、順調です。

やっぱり岩トレは大切ですね!

P1で大休止、満足感一杯のピーク、

記念写真撮ったり、お菓子食べたりです。

そして八丁尾根峠~上落合橋、

そして車道を歩いて登山口まで戻りましたが、

6時半に行動開始で、登山口へは9時間以上掛かりました。

長めの休憩だったから?

いいえ

、ロープで確保すると少し時間は掛かります。

10月10日で山頂部は紅葉が始まってました。

あの日も良い1日でした。

赤岩尾根は西上州エリアの中でも

ひときわ目立つ良いルートと思います。

 

しかし

今は台風19号の影響で、通行止めになっています。

エリア内には集落もあり、

資材の搬入は手渡しでやってるとお聞きしました。

大変ですね!

 今年の5月までトンネルの崩落で通行止めでしたが、

今度は台風でまた通行止めとなってしまいました。

埼玉県内の通行止めの状況です。赤岩尾根は1番が該当です。

https://www.pref.saitama.lg.jp/b1007/chichibukendo-taihu19.html

 

 

次の週末も西上州 

腐らないで、頑張らないといけないですね!

 

 

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