2019・5・12 根本山と熊鷹山へ  | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

「私、少々不安なんですね。大丈夫かしら?」

そんな不安そうなメールを受け取って・・・

自分が登山を始めたときのことを思い出しました。

いつも走っている仲間と一緒での登山、

大丈夫か不安になることがよくありました。

 

やっぱりみんな不安なんですね。

そんな想いで登山はスタートしました。

「いきなり急登の杉林となりま~す。」

一歩一歩の繰り返しが始まりました。

湿った土、砂混じりの道、小石の登り、色んな場面がありますが、

大地を捉えた一歩

街中では一歩のことなど考えないで歩きますが、

山では転倒は遭難へとつながります。

しっかり手袋も着用して

バランス保持で小枝も掴んで登ります。

そんな登山の中で、

自分の体調、足の具合など気にしながら

皆さんは登っているのかなと思います。

この杉林の登りは単調なものです。

つい、足首がちょっと変かな?

靴の紐は、もも少しシッカリ縛れば良かったかな?

そんな想いとなることもありますね!

 

そして約1時間の杉林が終わってすぐに見えてきました。

ミツバツツジです。

気持ちは一気に綺麗な花へと向いて

今までの足のことなど飛んでいってしまったかの様子です。

 

新緑の中に見えるミツバツツジの鮮やかさ

カシャリカシャリとカメラ、いやスマホに収めています。

私の中でのテーマは・・・

「道とともに移り行くツツジの花と新緑のハイキング」でした。

いよいよ花が始まりました。

その花は黄緑色の新緑をバックにより一層際立ちます。

新緑の若葉もどんどん育っているようです。

赤の山ツツジもお目見えしてきました。手ぶれな写真です。

咲き始めですね。

 

そして数少ないですがシロヤシオも咲いています。

これからの山頂への登りは飽きない登りです。

あっという間に時は過ぎて

山頂到着となりました。

この頃には日も差してきて、和やかな山頂となりましたね。

石に腰掛けて汗を拭いている若い人、

お二人で登ってきたご夫婦

みんな花を見に来たのでしょう。

山頂ではまだアカヤシオも残って居ます。

コンビニのお稲荷さんも美味しくて

皆さんとの昼食は本当に私にとって嬉しい時間です。

ついつい時間が過ぎるのを忘れてしまいます。

持参したペットボトルの残りの水に

インスタントコーヒーを注いで作った苦くて甘めのコーヒーも

美味しかったです

山では濃い味が良いですね。

 

午後は新緑の歩きやすい遊歩道

左右に咲く花に期待して出発です。

その前に地図 コンパスを活用して

自分たちの進む方向の確認も忘れてはいけません。

地図を中心に全員が輪になって進む方向を。

やはり、

どんな時でも地図を見る習慣をつけることがいいですね。

 

ひと下りすれば

ヤブ尾根はグッと歩きやすくなります。

そして

新緑・若葉の中を歩いて

何度も足を止めて、快適なまさに遊歩道の道は

楽しい時間です。

 

なだらかで

歩きやすい

どこでコーヒーを飲んでもいいような遊歩道ハイクのエリアです。

 

 

熊鷹山の山頂は霧に中でしたが、

緑・黄緑色の山肌は春を感じ

なだらかな尾根は霧の中へつずいていました。

 

 

濃いオレンジの山ツツジ

淡いピンクのアカヤシオ

紫がかったミツバツツジ

そして白いシロヤシオ

楽しい花見ハイクの終了となりました。

 

桐生川の源流部にあるこの周回ルートは、

危険箇所も少なく全体的には自然林の中を歩きます。

私はこの時期しか歩いていませんが、

新緑がもっと鮮やかな時期や

紅葉の時期

そして落葉に時期など色んな時期を歩いてみたいですね。

気に入った山は時期を変えて登りたくなります。

私の中の百名山の一つに数えたい山です。

 

 

下山近くで小休止をしましたが、

カエルが大きな声で鳴いてました。

春が

低山の山麓にもやってきたんですね。

 

 

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