2019・4・28 シラケ山と烏帽子岳(西上州) | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

あの日は寒気の影響で

空もスッキリ澄み渡った天候でした。

毎回あのような日が良いですね!

駐車場に着くと満車状態で気分も高揚してきます。

トイレもあってありがたい駐車場です。

身支度を調えて上ると・・・

沢の流れと新緑がきれいです。

30分ほど上ると避難小屋がある分岐に出会います。

そこまでの道添いには二輪草も咲き始めていました。

皆さんはカシャリとやってました。

家族でハイキングのようです。

私yたちはこの分岐を右に折れて

二輪草群生地のある場所を経て天狗岩へ向かいます。

周辺は新緑と新芽がきれいでした。

天狗岩は展望できる場所がありよく整備された場所です。

展望台からは素晴らしい景色で、北アルプスの白馬三山や

五竜~鹿島槍への八峰キレットまで見えていました。

もちろんきれいな花もたくさん咲いてました。

こんな日は、もう少し性能が良いカメラが欲しくなります。

順番を譲り、

本番のシラケ山へ向かいます。

山頂手前のコルでヘルメットなど着けてちょこっと上れば山頂です。

 文字が薄れてきました。

そして行く手を見るとヤブの岩頭が見えています。

山肌がピンクに色ついているのはアカヤシオの花です。

ここからこんな岩頭がP2からP7へと続きます。

Pとはシラケ山が本峰がP1で、ピークの略ですね。

道は慣れた人なら、

両サイドにある立木等掴みながら通過すれば大丈夫です。

しかし、転倒は禁物です。

 

P2~P3と越えP5で昼食休憩です。

狭い場所ですが、

私たちだけのリラックスタイムでした。

思いおもいのおにぎりなど、

そして景色が美味しさを引き上げてくれますね。

嬉しい時間です。

そして西の空ではこんな珍しい現象が出ていました。

 

東の空はクロスした雲、あの雲の真下で撮りたかったです。

楽しかったお昼を終え、まだ続く岩稜ルートを前に進めます。

 

P6を登って振り返るると昼で休んだP5が見えてます。

松の木がなんとも日本的かなと思います。

 

この辺りははクライマックスのエリアです。

ヤブ山のマルと右下の烏帽子岳、

両サイドは岩壁で切れ落ちています。

いったん止まって写真タイム・・・

「慎重に行動してくださいね~!」

しかし、ここは天空のヤブ岩稜です。・・・楽しんでください。

 

そして随所にアカヤシオも咲き飽きることは無いひとときです。

こんな時でも皆さんは・・・

木の枝や岩角ををしっかり掴んで。通過してます

そして烏帽子岳へ到着し、

帰路は歩きやすい巻き道ルートを歩いて戻って来ました。

(西上州の典型的なヤブ尾根ルートです。)

 

(アカヤシオは岩場が似合いますね。)

 

(巻き道ルートは対照的な登山道です。)

 

(こんな岩があちこちにあります。)

 

(最後は観光気分で、通称「おこもり岩」も見学です。)

 

群馬県の下仁田や南牧村エリアの西上州の山は・・・

登り2時間足らずで山頂エリアに到着し、

少しスリルもあって、楽しい日帰り登山が楽しめます。

そんな西上州の山をどうぞ楽しんでください。

 

参加した皆様も楽しんでもらって・・・

こんな日はガイドの仕事をしていて、

本当に良かったと思いますね。

 

いつも

長いブログにお付き合いくださり有り難うございます。

 

・・・・

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