2019・3・17 谷川岳・天神尾根 | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

今日(3月24日)の群馬県は午後から風が出てきました。

昨日の妙義は冬のような寒さでしたが、今日は気温は高めです。

 

あの日の登山当日は・・・

寒気が到来して、上空1500mには-6度、

標高2000mの谷川岳谷川岳でも-7~10度であると考え、

朝1番の天気をネットで確認しました。

何度も登っているルートとは言え、

始めて登る皆さんと一緒であることを考えると、

気象状況は厳しくないほうが良いに決まっています。

ちなみに、当日の群馬県地方の最高気温は16度でした。

合流場所付近からの谷川岳は上々の天気でした。

緩やかに曲線を描く天神尾根は平穏な感じで、

ホッとしました。

ビーコン(雪山登山用電波発信機)、プロープ(埋没者検索棒)やスコップ、GPS、地形図やコンパスなどなど、

合流前にもう一度頭の中で確認したりしてました。

 

ロープウエイを降りて、ビーコンチェックなど済ませて ひと登り、

展望が開けて山が目の前にど~んと姿を現しました。

山の左の尾根から登ります。

 

山の天気は変わりやすいもの、写真にするとこんな感じですが、

現場では安心して歩ける視界ででした。

 

途中の熊穴沢の避難小屋の屋根は雪の下、

赤柱が見えてるだけで、今年は雪が十分にありますので、

山の会で実施する雪洞もシッカリしたものが出来上がったかと

思います。

避難小屋と天狗の踊り場で一休みしてその上を登山中、

追い越しを掛けてきた人が

雪の穴に足を取られて・・・

この時期になると、山頂手前の登山中は右に出来る

雪の割れ目に注意しながら登ることが良いかと思います。

もう少し時期が遅くなるとハッキリと視認できるようになりますが、

3月では注意が必要です。

 

山頂では・・・

予想通りの天候でした。

曇りと晴れが交互にやって来て、午後から多少の雪

平標へ続く稜線です。

いつかこのルートを夏に計画出来ればと思います。

低山ではこんな景色は見ることは出来ないですね。

 

そしてオキの耳

アップしてみると・・・

良い雰囲気です。

 

オキの耳からトマの耳です。

群馬県では・・・

「とまっくち」という言葉を使うlことが有ります。

例えば・・・

玄関を入ってとまっ口に置いてあるよ。

玄関を入ったすぐの場所に置いてあるよ。という意味です。

「とまっくち」とは手前という意味なのと思います。

谷川岳は双耳峰の山

天j神尾根や西黒尾根から登った時に、

とまっくち(手前)にある耳なのでトマの耳と呼び、

奥の耳をオキの耳と呼ぶとなったことを本で読んだことが有りました。

それから、

二つの山頂の名をはっきりと呼び分け出来るようになりました。

 

下山は

あの日は強い風に悩まされることなく、

アイゼンの爪をフルに効かせてアップテンポで下って来ました。

皆さんは上州武尊と谷川で

アイゼン歩行が本当に上手に成りました。

私が口うるさく言ったせいでしょうか?

周辺で下山していた人へ

「見てやってください!」と言いたいくらいでした。

良かった 良かった!

 

お疲れ様でした!

 

・・・・

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