西上州・アイスクライミング | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

今年の西上州エリアでのアイスクライミングは・・・

★2月2日霧積温泉周辺

通称「温泉奥の氷瀑」は混みこみで、

4~5mの高さの小さなエリアで実施。

少々寂しい感もありましたが、

小さなエリアならではの蹴りこみ、打ち込み、

アイゼンの前爪2本でのバランス、腕力のセーブなど

緻密に各個人が研究したり有意義なトレーニングとなりました。

「なぜアイスクライミングを?」

積雪期の登山で登山道上に1~2mの氷結した場所は必ずあります。

そんな時に役立つのがアイゼンの前爪とピッケルです。

氷に前爪2本を蹴りこめば、そこがスタンス(足場)に出来ます。

そしてピッケルを打ち込めば3点で体を支持できます。

写真はアイス用のアックスを使用してますが、

その前に全員が縦走用のピッケルで登りました。

昼食は・・・

鍋を囲んで煮込みうどんを食べました。

やっぱり、

どっかり腰を降ろして食べる温かなうどんはいつも美味しいです。

今回醤油が少々賞味期限過ぎ?真近?

でも柚子をすって入れてゆずうどんで美味しかったです。

その後もあれやこれやと登って楽しい1日となりました。

 

★2月6・7日 山岳スポーツ指導協会・部内研修

毎回お世話になっている佐藤講師の指導のもと

仲間のガイドと思いっきり登って来ました。

平日でしたので、我々独占状態で登っては下り、登っては下り

自分の好きなラインをトイレーニングです。

夜は・・・

普段ガイドは一緒に仕事する機会は少なく、

交流もあまりないので懇親会は、

トレーニング同様に熱が入って最後はやはり山の話となり

羨ましい北海道へのアイスクライミングの計画も聞いて

終わりとなりました。

 

翌日は場所を変えて・・・通称「隠れ橋の氷瀑」へ

気温の上昇で、氷も変化してました。

雪や氷は気温の変化に敏感です。

登山でもアンテナ高く立てておかないといけないですね!

 

★2月16・17日「隠れ橋の氷瀑」と「貧乏神の氷瀑」へ

前回の隠れ橋の氷瀑と比べて気温が低いせいか、

氷もシッカリ氷結してガッチリアックスを打ち込まないと

跳ね返されてしまう感じでした。(写真なしです。)

中山間部のアイスエリアは、本当に気温に影響されます。

 

夜は霧積温泉で楽しい山談義

写真は・・・霧積温泉・金湯館です。

 

初顔合わせの人や、そうそうたるメンバーの中、若干の緊張も!

でも、

やはり山の話ですぐ盛り上がりです。

通称「貧乏神の氷瀑」は傾斜は少しばかりゆるいですが、

長さは80m、そしてF2もすぐ続いてあり、

マルチピッチのアイスルートスタイルで登ります。

 

 

               

 

F1を登る 打@ さんです。

「藪岩魂」という本が西上州のバイブルなら、

 打@さんは西上州の山の伝道師です。

 

氷の端に落ち葉が有りに西上州らしい景色です。

そうそうたるメンバーとご一緒させて貰いました。

 

西上州では集落までヤブ岩山が迫っています。

 

帰路、お土産を買った老舗

素朴な揚げ饅頭が美味しいかったです。

 

こんにゃくと大根のうす切り漬けは、

お酒にも、お茶にもベストマッチング、もちろんご飯にも!

そして店頭に「藪岩魂」が3冊、

もちろん購入しました。

知り合いから頼まれていますので、

買えてホッとしました。

 

そして駅の前で「かつ丼」・・・炭水化物とタンパク質を補給

柔らかく揚げてあって優しい味で美味しかったです。

これぞ、下仁田食道楽?

 

自宅にて・・・

お土産に買った揚げ饅頭など食べて居ると

西上州の山とお土産で2回楽しむことが出来て良かったです。

温泉とアイスクライミング・・・

山と饅頭・・・西上州は中々奥が深いです!

 

私の今期アイスクライミングでした。

山は色んな楽しみ方が有りますね。

やっぱり、山があるから人が集まり、

人が居るからやっぱり楽しいんですね!

 

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登山・トレッキングのガイド「風」  (HPも宜しくお願いします。)
 

・・・
風」のガイドプラン ← (こちらも宜しくお願いします。)