2018・7・16 日和田山 岩トレ | 高橋 丈のブログ

高橋 丈のブログ

山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

あの日も暑かった~!

 

朝から駐車場では・・・

敷き詰められたすべての小石が熱く、

ギラギラした太陽が恨めしいほどでした。

杉林の岩場では幾分違いましたが、やっぱり猛暑

 

「始めますか~!」

「えッ 私から?」

 

ロープ結索などの準備を済ませ、@@さんは登り始めました。

なぜか今回は躊躇がハッキリ分かります。

一旦足を置いて、

引っ込めて・・・

持ってる右手の岩角を左に持ち替えて・・・

納得がゆかないようです。

時間が掛かってます。

右や左

そして目の前の岩を観察して

やっと 心を決めて足を掛け体重を載せます。

 

※※さんは・・・

手に力が入り過ぎています。

「この岩角なら、これくらいの力で大丈夫!」

まだそんな判断が付かないのは当然です。

岩角と自分の掴んだ力の双方が信用できないのですね!

何度も何度もシャツの袖で汗を拭いています。

 

「ダメです。無理!」

緊張もマックスのようです。

 

そして小休止後の2回目・・・

なぜか二人とも

別人のように足運びがスムースになって・・・

私も一安心!

目が慣れたのでしょうか?

 

☆☆さんも

そんな二人から刺激を受けたのか

シッカリと足が動いていい感じ!

 

岩登りのトレーニングは、クライマーだけの特権ではありません。

登山と岩場は切っても切れないもの

恐る恐る登るのと、余裕が有って楽しんで登るのとは

180度  山の味わいも違い、

事故の可能性も大違い。

 

たった1mの易しい岩でも、落ちない自信を持つこと

それは・・・

「繰り返しの練習」と「ここなら大丈夫という自信」が1番です!

クライミングでも全く同じですね。

岩角に指を掛けた瞬間、これなら大丈夫と

指先からOKのサインが伝わって来ます。

ダメな時はNGサイン

今回参加の皆さんは

全員が北アルプスの岩稜ルートへ向かいます。

岩を触った瞬間

足を掛ける岩角を見た瞬間

OKサインがピピっと感じて欲しいです。

 

岩登りを始めたばかりの4回目、5回目は

上達の度合いが明らかにスピーディです。

私も榛名山の黒岩でビビっていた頃を思い出します!

 

「次は誰でしたっけ!」

「私で~す!」

 

足の運びが軽くなったと同じように

返事も軽くなっています。

 

何度も何度も同じところを登って

さっきと違う自分を見つけ

少しずつ自信を付けて・・・

それが自然に脳裏に焼き付きます。

体で覚えるということでしょうかね!

2回目以降は・・・

見ていて私も安心しました。

 

次は有りません。

次は本チャンの北アルプスのナイフリッジです。

余裕をもって楽しんで欲しいです。

 

準備万端です!

楽しみですね!

 

今夜は私も一息ついてます!

https://www.youtube.com/watch?v=ioOzsi9aHQQ

 

 

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登山・トレッキングのガイド「風」  (HPも宜しくお願いします。)
 

・・・
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