あの日も暑かった~!
朝から駐車場では・・・
敷き詰められたすべての小石が熱く、
ギラギラした太陽が恨めしいほどでした。
杉林の岩場では幾分違いましたが、やっぱり猛暑
「始めますか~!」
「えッ 私から?」
ロープ結索などの準備を済ませ、@@さんは登り始めました。
なぜか今回は躊躇がハッキリ分かります。
一旦足を置いて、
引っ込めて・・・
持ってる右手の岩角を左に持ち替えて・・・
納得がゆかないようです。
時間が掛かってます。
右や左
そして目の前の岩を観察して
やっと 心を決めて足を掛け体重を載せます。
※※さんは・・・
手に力が入り過ぎています。
「この岩角なら、これくらいの力で大丈夫!」
まだそんな判断が付かないのは当然です。
岩角と自分の掴んだ力の双方が信用できないのですね!
何度も何度もシャツの袖で汗を拭いています。
「ダメです。無理!」
緊張もマックスのようです。
そして小休止後の2回目・・・
なぜか二人とも
別人のように足運びがスムースになって・・・
私も一安心!
目が慣れたのでしょうか?
☆☆さんも
そんな二人から刺激を受けたのか
シッカリと足が動いていい感じ!
岩登りのトレーニングは、クライマーだけの特権ではありません。
登山と岩場は切っても切れないもの
恐る恐る登るのと、余裕が有って楽しんで登るのとは
180度 山の味わいも違い、
事故の可能性も大違い。
たった1mの易しい岩でも、落ちない自信を持つこと
それは・・・
「繰り返しの練習」と「ここなら大丈夫という自信」が1番です!
クライミングでも全く同じですね。
岩角に指を掛けた瞬間、これなら大丈夫と
指先からOKのサインが伝わって来ます。
ダメな時はNGサイン
今回参加の皆さんは
全員が北アルプスの岩稜ルートへ向かいます。
岩を触った瞬間
足を掛ける岩角を見た瞬間
OKサインがピピっと感じて欲しいです。
岩登りを始めたばかりの4回目、5回目は
上達の度合いが明らかにスピーディです。
私も榛名山の黒岩でビビっていた頃を思い出します!
「次は誰でしたっけ!」
「私で~す!」
足の運びが軽くなったと同じように
返事も軽くなっています。
何度も何度も同じところを登って
さっきと違う自分を見つけ
少しずつ自信を付けて・・・
それが自然に脳裏に焼き付きます。
体で覚えるということでしょうかね!
2回目以降は・・・
見ていて私も安心しました。
次は有りません。
次は本チャンの北アルプスのナイフリッジです。
余裕をもって楽しんで欲しいです。
準備万端です!
楽しみですね!
今夜は私も一息ついてます!
https://www.youtube.com/watch?v=ioOzsi9aHQQ
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