5月の連休は荒天で参加を中止にして、
9日の群馬県内の三ツ岩岳は天候不順・・・
しかし翌日の予報では午後から晴れマークも見えて来ました。
「午後から晴れの予報ですので、開催します!」
そんな電話のやり取りで
集まって頂いた参加の皆様
大仁多ダム駐車場で準備中は霧雨状態でしたが、
急に大粒の雨に変わりました。
五月晴れの青空の下、
アカヤシオも咲いた山頂を訪ねる山旅を待ちかねて
参加した皆様にとって
この天候は余りにも辛すぎます!
「今日は山の登り方の再確認もしましょう。」
「後ろ足で蹴らないように登りま~す。」
「こんな濡れた道では蹴ると滑ります。」
「そして、こんなジグザグの箇所では
蹴った石が後続の人へ・・・。」
こんなことを繰り返したりして約1時間
テントの張れる稜線に到着しました。
早速、テントを広げて中で暖まります。
外は霧雨の冷たい空気でも
中は暖かくていい感じです!
荷物整理は後回しにして
鍋をセット、食材投入、そして待ちます。
折りたたみ椅子の五徳も活躍です。
「味はこれくらいでどうですか?」
「関西風ですね!」
盛り付けた煮込みうどんをカシャリと写真に撮りました。
「どうぞ、どうぞ。」
「いただきま~す!」
「刻み葱も入れてくださいね。」
外が冷たい霧雨の天気のせいで
アツアツの煮込みうどんが一層美味しくなります。
「どんどん食べましょう。」
「次はゆずコショウを入れて見てください。」
・・・
「未だ一袋ありますよ。」
「私が食べま~す!」
そんな楽しい鍋山行のテント内は
ホカホカ暖かであっと言う間の楽しい時間でした。
テントの外へ出ると
雨は止んでいて周囲は幻想的です。
ミツ岩岳の山頂を目指して活動開始!
岩など滑りやすくなってましたので、
全員ロープで結んで危険回避です。
山頂まで来ると明るくなった空が待ってました。
ずっと霧雨の中でしたので、
心もパッと軽くなったようです。
良かった~!
「写真撮るときはつまずかないでください。」
そして
周回できるルートの下りでは・・・
「この根は滑りま~す。」と先頭を下る人から声掛け!
そんな団結した感じの5人パーティです。
時折、山ツツジが楽しませてくれました。
山の季節はアカヤシオが通り過ぎても次は山ツツジ
まだまだ、三ッ岩岳も楽しめます。
大仁田ダムへ戻ったら1台の車が居て・・・
明日登るんだそうです。
今日は車中泊
車の中にコンロとか鍋とか有るんでしょうね。
残念ながらアカヤシオの
優しい姿を見ることはできませんでしたが、
楽しい三つ岩岳を私達が独り占めの1日となりました。
下山路で、滑て転ぶ人も無く
無事下山出来ました。
山はなぜ楽しいんでしょうかね!
こんな雨交じりの日でも
登山・トレッキングのガイド「風」 (HPも宜しくお願いします。)
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