2018・5・9 雨の三つ岩岳 | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

5月の連休は荒天で参加を中止にして、

9日の群馬県内の三ツ岩岳は天候不順・・・

しかし翌日の予報では午後から晴れマークも見えて来ました。

 

「午後から晴れの予報ですので、開催します!」

そんな電話のやり取りで

集まって頂いた参加の皆様

大仁多ダム駐車場で準備中は霧雨状態でしたが、

急に大粒の雨に変わりました。

 

五月晴れの青空の下、

アカヤシオも咲いた山頂を訪ねる山旅を待ちかねて

参加した皆様にとって

この天候は余りにも辛すぎます!

 

「今日は山の登り方の再確認もしましょう。」

「後ろ足で蹴らないように登りま~す。」

「こんな濡れた道では蹴ると滑ります。」

 

「そして、こんなジグザグの箇所では

          蹴った石が後続の人へ・・・。」

こんなことを繰り返したりして約1時間

テントの張れる稜線に到着しました。

 

早速、テントを広げて中で暖まります。

外は霧雨の冷たい空気でも

        中は暖かくていい感じです!

荷物整理は後回しにして

鍋をセット、食材投入、そして待ちます。

折りたたみ椅子の五徳も活躍です。

 

「味はこれくらいでどうですか?」

「関西風ですね!」

 

盛り付けた煮込みうどんをカシャリと写真に撮りました。

 

「どうぞ、どうぞ。」 

「いただきま~す!」

「刻み葱も入れてくださいね。」

 

外が冷たい霧雨の天気のせいで

アツアツの煮込みうどんが一層美味しくなります。

 

「どんどん食べましょう。」

「次はゆずコショウを入れて見てください。」

・・・

「未だ一袋ありますよ。」

「私が食べま~す!」

 

そんな楽しい鍋山行のテント内は

ホカホカ暖かであっと言う間の楽しい時間でした。

 

テントの外へ出ると

雨は止んでいて周囲は幻想的です。

 

ミツ岩岳の山頂を目指して活動開始!

岩など滑りやすくなってましたので、

全員ロープで結んで危険回避です。

山頂まで来ると明るくなった空が待ってました。

 

ずっと霧雨の中でしたので、

心もパッと軽くなったようです。

良かった~!

 

「写真撮るときはつまずかないでください。」

そして

周回できるルートの下りでは・・・

「この根は滑りま~す。」と先頭を下る人から声掛け!

そんな団結した感じの5人パーティです。

 

時折、山ツツジが楽しませてくれました。

山の季節はアカヤシオが通り過ぎても次は山ツツジ

まだまだ、三ッ岩岳も楽しめます。

大仁田ダムへ戻ったら1台の車が居て・・・

明日登るんだそうです。

今日は車中泊

車の中にコンロとか鍋とか有るんでしょうね。

残念ながらアカヤシオの

優しい姿を見ることはできませんでしたが、

楽しい三つ岩岳を私達が独り占めの1日となりました。

下山路で、滑て転ぶ人も無く

無事下山出来ました。

 

山はなぜ楽しいんでしょうかね!

こんな雨交じりの日でも

 

・・・・

登山・トレッキングのガイド「風」  (HPも宜しくお願いします。)
 

・・・
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