2017・11・11  裏妙義・谷急沢右(沢登り) | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

今年最後の沢登りのプランでした。

「11月に沢登ですか?」 

そんな言葉を思う人も少なくないと思いますが、

逆に11月でも沢が楽しめる山が妙義山塊なんですね!

そして4月上旬には沢上部には雪渓もあり、

それもまた楽しいです。

駐車場から見えた空は、雲一つない秋の空で気分も上々。

時折、林道で現在地の確認などしながら歩きます。

入渓して・・・

水はキラキラ光り

陽は暖かく

落ち葉も秋を演出しています。

 

細い樋状を流れる水と落ち葉

 

滝をいくつか超えて、前回の到達地点までやって来ました。

一気に明るくなりました。

良い光景です!

早速登り始めましたが・・・

今回は水量が多く、

滝の水滴をもろに受けるような感じで

半身が結構打たれました。

私は良く山で

「食べない奴からダメになる・濡れた奴からダメになる。」

そんな言葉を言いますが、

沢登りは真逆の行為を実施します。

濡れて登って楽しむ山

「冷て~ 参った参った!」  ・・・でもみんな嬉しそうに笑顔です!

 

そして大滝へ到着すると・・・

カシャリとカメラに収めてから登るルートを決めます。

「左から登って~水流を横断し~そのまま直上ですかね?」

「な~るほど!」

「了解しました!」

写真は傾斜がほとんど無いように見えますが、

実際は結構傾斜もあり、

シッカリとロープ確保で登りました。

 

足を置くスタンスや手で持つ岩角には落ち葉が溜まり

手で払いながら登り・・・

「@@さん、ほうきを持ってきてください!」

本当にホウキが欲しいような感じ登ってました。

これも秋の沢登りらしくていいんじゃないでしょうか。

 

楽しい時間はどんどん盛り上がります。

 

どんどん登ります。

しかし、落ち葉と岩肌、そして水流で滑りやすいので、

スリップは注意が必要です。

確実に一歩一歩登ります。

次から次に滝が現れます。

 

「ここは左から登って見ましょうかね!」

落ち葉で隠れた岩角を探して

慎重に登ります。

一歩 一歩 また一歩

そんなことで滝上に到着し

滝の上に広がる新しい景色を眺めます。

 

 

そしてこの滝は水量も少なく成り

源頭も近くなってきました。

「そろそろですかね?」

この滝もロープで確保して安全に登ります。

 

その後、左の尾根が近くなり、

水も無くなり、

最後の最後まで忠実に沢を登り、目的の尾根に飛び出しました!

「お先にどうぞ!」

ここから皆さんの足取りは急に元気に成り

尾根上で現在地を確認してました。

現在地の確認は大切です!

 

今回はこの女道コースを下ります。

一般道ですが破線の難路のため、分かりにくい個所も多々あります。

道選びは慎重に!

頭上ではモミジが真っ赤でした。

嬉しい赤と青です。

 

そして

この尾根の雰囲気は写真では表現できない秋の低山!

日当たりのよい場所で風を避け、

コーヒーが飲みたかったです。

 

沢へ下る手前では・・・

何処を撮っても絵になる景色で

みんな右を見たり左を見たり

定まらない状態が続いてました。

 

こうやって、楽しい沢登りの1日が過ぎ、

今は良い思い出の1ページが、

また重なりました。

 

秋の沢登りは・・・

空は青く

空気も澄んで

紅葉も楽しめて

温かなお茶はより美味しく感じ

日差しも有難いものとなります。

 

今年最後の日帰り沢登りでした。

お疲れ様でした!

 

山は色んな楽しみ方が出来ますね!

これだから、山は辞められません!

 

・・・・

登山・トレッキングのガイド「風」  (HPも宜しくお願いします。)
 

・・・
風」のガイドプラン  (こちらも宜しくお願いします。)

来年の1~2月のプランをアップしましたので、

宜しくお願いします!