2017・9・13  金峰山 | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

宿の窓から入る陽射しにより、

今日の1日も天気が良いことを思いながら起きる。

甲府盆地は本当に周囲を山に囲われて、

都内から中央本線で通り抜けると、

次から次へと登りたくなる山が

見えてくるエリアと思います。

 

車で大垂水峠を目指していると、

南アルプスが一瞬顔を出したため、ス~っと停止する。

 

「左の双耳峰が笊ヶ岳、右に聖岳と荒川と赤石が見えてま~す。」

笊ヶ岳はいつも遠望するだけ、

いつかは登ってみたい山です。

 

 

大垂水峠から歩きだし、1時間もすると左にに展望が開けます。

そして辺りの雰囲気もグッと高まります。

立ち枯れ、針葉樹、シャクナゲ、足元には赤い実を付けたゴゼンタチバナ・・・

今日は出来過ぎたくらいの良い日に思えます。

 

そして果実やキノコの時期・・・秋ですね!

いつの時期も山は良いですね~!

軽アイゼンで登る残雪の登山道もきっと楽しいことでしょう。

 

金峰山が見えて来ました。

深田久弥は日本百名山に「甲府盆地から望む金峰山は決して険峻とはいった感じではなく、むしろ柔和で優美であると。」記しています。

柔和で優美な山容・・・なるほど~!

 

快適な風をうけながら足を前に出す。

大腿四頭筋も適度に働き、

呼吸も丁度いいほどの登りが続きます。

 

森林限界が近づいて来た頃、

躍動感あふれるシラビソの新しい枝

輝いているように見えます。

 

もうすぐ山頂です。

右手に回り目平の岩頭群も見えました。

小川山か~、暫く行ってないな~!

勇んでオンサイトを狙ったイレギュラーというルート

ちょっと支点が遠いので・・・

懐かしさと当時の仲間の顔がふと浮かんできました。

そして・・・

 

「瑞牆山が見えてますよ。」

 

大きな石を登り下りの後、石の門を潜れば山頂です。

晴れ渡った空

山頂を雲でかくした山々

日帰り登山日和です。

 

記念写真を撮って五丈岩へ向かいます。

カップ麺の美味しそうな匂いが空腹感を誘い

私達もお昼とします。

山では、天気が良いこととが一番ですね!

くつろいでいる皆さんや五丈岩に登っている人、

みんな楽しくやっているようです。

・・・

ゆったりお昼休憩を済ませた私達は山頂を後にします。

 

帰路

朝日岳の山頂のベンチで一休み

写真にベンチやザックを入れて撮りました。

あの日の思い出がより一層鮮明に蘇って来ます。

不思議ですね!

帰り道でも今日はシラビソの新しい枝がやけに目につきました。

元気そうで何よりです。

 

富士山は朝しか顔を見せてくれませんでしたが、

季節の移り変わりなど満喫出来た穏やかな

金峰山の日帰り登山でした。

 

 

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登山・トレッキングのガイド「風」  (HPも宜しくお願いします。)
 

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