今年初めての山は通称ガイドコンテのトレーニングとなりました。
私は来月の下見も兼ねての良い機会となりました。
古賀志山は20年ほど前に何度か岩トレに来たことが有りました。
やはり寒いこの時期でした。
祠エリア周辺で地元の皆さんに色々と教えて頂いた覚えがあります。
古賀志山の岩場は、榛名山の黒岩と違って、
寒い冬でも風が当たらない南面の岩のため、
有り難く1日楽しんだ思い出があります。
今回はそこではなく
古賀志山の東稜を登り、ロープワークや安全管理などが目的でした。
小学校がある登山口へ車で向かい、駐車場で準備している人へ尋ねると、
地図まで頂き懇切丁寧に教えて頂きました。
同じ山を登る人同士・・・有り難いです。
お聞きすると「古賀志山を守る会」という会の皆さんということでした。
古賀志山で登山を知って、
今は恩返し的に鎖を設置したり登山道の点検など自主的にされているのでしょうかネ。
気持ちがなんとなく理解できる思いです。
「色々と有難うございました。」
車で行き止まりまで登ると駐車場、その先はゲートで閉鎖され左に登山口・・・
説明された通りの場所です。
登り始めてすぐ、丸太の急な階段げ出て来た頃、右へトラバース、
地形図にある岩の下を通過すれば東稜です。
東稜に着いてロープ・ヘルメット、そしてハーネスなど準備します。
登山のお誘いをするときに・・・
「不安てあればロープで確保します。」・・・と言うと、
「いえいえ、そんな危険な場所は遠慮します。」との言葉が良く帰って来ますが・・・
私が提案する山は、危険な岩壁の山と想像してのお返事と思います。
登山道でも危険な個所は沢山あり、5Mの鎖場でも落ちたら一大事となります。
それを予防するための保安器具がロープやヘルメットです。
「こんな所はロープなんか必要ないよ!」・・・確かにそう思うところも沢山あります!
しかし、それ等があれば・・・
完璧ではありませんが安全管理には大いに役立つものと思います。
私達のそんな思いから、
今回のトレーニングは実施されることとなりました。
すぐにこんな鎖のかかった岩場が有ります。
ステンレスの鎖が掛っています。
あの皆さん達が設置したのでしょうか。頭が下がる思いです。
後方から登山の人が登って来ました。
「どうぞ、どうぞ!」・・・と上を見上げて先に行ってもらいます。
30分で登れるコースを3倍近い時間を掛けて・・・
あれやこれや
1度登った所をもう1回下ってやり直したりして・・・
岩角にロープを絡ませて抵抗を付けたりします。
・・・ロープは消耗品ですね。
でも、器具愛護の精神で、洗ったり点検したりもちゃんとしないといけませんね。
色んな事をして時間とエネルギーを費やしました。
それは省略できる時間は極力省略する・・・
登山中に寒い雨が降ったりした時などでモタモタしては罵声が飛んできます。
そんなことで登り上げたら見晴台です。
時刻は12時近い時間になってました。
此処まで来たら急にお腹が減って来て私達も菓子パンを食べて小休止。
その後は道を急いで
御岳~赤岩山に14時に到着できました。
誰も居ません。
一口行動食を食べて戻ります。
途中・・・
男体山から吹き降ろす風・・・・
強くなってきました。
ここ古賀志山も妙義山と同じ岩と鎖のパラダイスです。
地形図の達人Mさん!
いつも地図を開いて現在地の確認などされてました。
あの日を振り返ると・・・
1年の安全登山を祈願をしての安全管理研修の古賀志山となりました。
怪我をしないで帰宅して初めて
楽しかった~!
となる訳ですよね!
安全第一!
保安器具のロープやヘルメットは
どんどん使用して安全で楽しい山を満喫したいと思います。
栃木県鹿沼市の古賀志山も
群馬の低山と同じ様に
午後からは冷たいからっ風が容赦なく吹いてました。
そんなからっ風が吹く古賀志山
いい山ですよ!
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登山・トレッキングのガイド「風」 (HPも宜しくお願いします。)
・・・
「風」のガイドプラン (こちらも宜しくお願いします。)
2月のプランを掲載しました。