自宅で寛いで居る人、お仕事されている人、そして今、山に居る人も居るでしょう。
今年も宜しくお願いいたします。
さて・・・
昨年の話しになりますが、
私達は妙義山へ出掛けてきました。
集合場所からの道中は、
今年に登った山の話などしていると盛り上がり、
高速のインターを通り過ぎないようにして駐車場へ到着しました。
いい天気です。
鍋と食材はしっかりパッキングしてあることを確認して、
「良し!」
神社の長い石段を登り・・・
今年1年のお礼と来年の安全祈願をお願いしました。
そして境内には電灯が設置されたりして、
初詣の準備も整っている様子が伺えました。
今頃、巫女さんが忙しく対応しているのでしょうね。
長い石段を登るのが大変な人は、
里から大の字を拝むと参拝してこととなるように
神社で大の字を作ってあるそうです。
岩の金銅山もはっきり見えていました。
小春日和の中、中間道を登り下り・・・
途中にある「見晴し」に着いた頃は、
まだ11時少し過ぎで昼食には早いため先に足を向けます。
「見晴し」にはテントを張る平らな場所があるのですが、これから先は・・・?
滝を見たり、タルワキ沢の分岐を通り過ぎたりしました。
そう言えばタルワキ沢を登り詰めると稜線ですが、
相馬岳の周辺には、固有種であり絶滅危惧種の「ミョウギイワザクラ」という
カワイイ小さなサクラソウの花が咲きます。
淡いピンクの花です。私が撮った写真は色が良く出ていません。
5月上旬にそんな花を見る山も良いと思います。
話しはそれましたが・・・
暫く進むと「本読みの僧」という石があります。
多分自然石で僧侶が本を読んでるように見えたものでしょう。
それをそう見える人が凄いですね。
その辺りから周囲は岩の道や鉄階段が出て来ます。
でも此処は、
「関東ふれあいの道」でそこそこ整備されてますので、安心です。
しかし
昼食を何処にしようかと探して、結局テントを張った場所は
傾いた大岩の上となりました。
前回は雪の上で下からの冷え対策で雨具をおしりの下に敷きましたが、
今回は岩は陽で温かいのですが、固いのでやっぱり雨具を活用でした。
そしていつも使う鍋は・・・
家庭用の何処の家にも棚の奥にある、使われずにいた鍋です。
再度と蓋の取っ手を交換してザックに収納しやすいように加工しました。
昭和の雰囲気がする蓋の絵柄ですね!
参加者のお1人さんは、そば打ち講演などもする方で・・・
評価が心配でしたが、外でこうやって食べると本当に美味しいと
行ってくれました。
「ホッとしました。」
格好いいウエイターさんが食べ終わった食器を次々に片づけてくれる、
そんなお洒落なお店には暫く行ってませんが、
私にはこちらが性に合っている感じです。
思いっきり食べて、
すっかり座ってしまった気持ちを立ち上げて再出発です。
石門広場へ到着しすぐ、「天狗のひょうてい」と名の付いた岩へ向かいます。
その前に簡易ハーネスを装着して安全確保をします。
普通に鎖を下っているように見えますが、
しっかり、鎖と繋がっています。
もし足を滑らせてもこれなら体は転落しません。
面倒でも、安心ですね!
山登りの基礎技術4(岩場・鎖場).mp4 - YouTube
私の先輩ガイドのNさんです。
簡易ハーネスの作り方など参考にすると良いと思います。
ちなみに場所は鷹取山の岩場です。
簡易ハーネスとカラビナを活用して鎖を登り下りして
カラビナの使い方に慣れることが大切と思います。
あの大岩が地震で良く落ちなかったと、見る度に毎回思います。
三大奇景の妙義山ですね。
そして石門広場です。
第四石門をくぐって広場へ到着、
石門を通しての大砲岩と揺るぎ岩です。
小休止をしてから岩と鎖の石門巡りとなります。
でも簡易ハーネスで安全が確保されていますので、安心です。
無ければ、滑ったら一大事です。
大分慣れた頃、1日の終わりが近くなってきました。
第二石門からの筆頭岩です。
槍に似て格好良いですよね!
そして駐車場も近くなってきました。
「最後まで気を抜かないで、お願いしま~す。」
この先に「こてしらべ」という鎖もあります。
この頃は慣れて難なくクリアーでした。
あの日も1日楽しい時間を一緒に過ごさせて頂きました。
参加有難うございました。
※妙義神社から石門広場へは結構な登りです。
石門広場から妙義神社のコースの方が歩きやすいと思います。
※帰路タクシーを頼みましたが、
3000円程度で妙義神社周辺まで到着出来ました。
※このコースは稜線へ出ないため、
冷たい北風が強い日でも、楽しめると思います。
今年はミョウギイワサクラを見るツアーを開催して
皆さんへかわいいサクラソウを紹介したい気分です。
やっぱり山は良いですね!
・・・・
登山・トレッキングのガイド「風」 (HPも宜しくお願いします。)
・・・
「風」のガイドプラン (こちらも宜しくお願いします。)