2016・6・19 谷川山麓 ハイキング | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

久し振りのハイキングで谷川岳周辺を楽しんで来ました。
登山をしている人は・・・
私もそうですがピークハントと言う言葉が重要になります。
しかし、今回は純粋にハイキングの1日でした。



谷川岳ロープウエイ ベースプラザに駐車して谷川岳指導センターに立ち寄り、
今回のコースや山々を確認します。
世界でもっとも事故の多い山、死者の多い山ですが、
今日はハイキングです。
林道をトポトポトのんびり気分で歩いて、
30分もするとマチガ沢となります。
今日は山頂部は雲の中です。

この道は国道291号線です。
最近通行規制となり、関係者や電気自動車のみ通行可能です。
たしか、津軽海峡の竜飛岬に階段国道というのがあります。
国道なんですが階段の道、そんなことを思い出しました。

一般マイカーは登山指導センターで通行止めです。

右下の岩が「マムシ岩」でクライミングの練習などにも使われています。

「マムシに似てますね!」

と言われて・・・

「な~るほど!」
それは考えたこと無かったですが・・・そういえば何だか似てますね!

マチガ沢の水流も少なく少々寂しい状況です。

「そしてあれがシンセン岩峰です。」
「・・・。」

そして道を進め、左下にはテント場があります。
立派な炊事場もありますが、通りからは目立ちません。
あそこに設置したのは、
落石とか雪崩などの影響がないとことということでしょうね。
何度かテント使用した思い出がありますが、今はさみしい雰囲気がします。

そして更に歩いて行くと、
所々に新しいベンチも設置されています。
その下は湯檜曽川です。
その向こうは白毛門が高く見えます。
白毛門の登山道もいきなり急登で、それが3時間ほど続き、
辛い道です。


何はともあれ、国道291号線を奥へ進みます。


電気自動車の「倉ちゃん」号です。
手を振ったらみんなで手を振ってくれました。

20分程歩くと・・・
倉ちゃんの語源となった一ノ倉沢岩壁が見えました。

本谷の雪が残ってます。

記念写真をカシャリと撮り、昼食です。
河原で何員もの人が昼食を楽しんでます。
のんびりムードで良いです。


そしたら・・・
「登っている人が見えますか?」
「・・・・。」
「見えますよ!・・・あそこです。」

「なるほど、確かに小さな点が動いてますね!」

カラスはお菓子やパンなどをねだってました。
餌をやらない私達には用ないようですね。
でも、カメラを向けたら、
一応ポーズでしょうかね!

のんびりした昼食は終わり、
沢山のレリーフが設置された所を見学し、湯檜曽川の河原へ下ります。

土合と紅虹寮との分岐には桑の木があり、
実がなってました。

1つ摘まむと・・・
「わ~懐かしい味」・・・やはり桑のみです。

思いがけず懐かしい桑の実を味わうことが出来ました。
私は、3つくらい頂きました。

幽に沢まで来て雲行きが怪しくなりました。

紅虹寮のところまでと着ましたが、サッサと雨具着用して引き揚げです。

帰りには夕立です。
マチガ沢の屋根のある炊事場で大休止、
コーヒーなど沸かしてお茶タイムです。

30分もゆっくりしてたら、
小雨から雨も上がり、
テクテクと291号を引き上げて来ました。


こんなハイキングは初めてでしたが、
いろんな山の話などゆっくり出来て
気分も癒され
緊張も無く
楽しい1日でした。


山頂に登らなくとも楽しめるものですね~!
今回は菓子パンでなく、コンビニの天ぷら蕎麦でした。
こんな時には良いかも知れません。


PS・・・
透湿手袋テムレスを作っているショーワの製品で、
ホールドを使用しました。
フッとして30分位でしたが手の蒸れも無く
中々快適でした。

ホームセンターなどで最近は販売されてます。