登山をしている人は・・・
私もそうですがピークハントと言う言葉が重要になります。
しかし、今回は純粋にハイキングの1日でした。
谷川岳ロープウエイ ベースプラザに駐車して谷川岳指導センターに立ち寄り、
今回のコースや山々を確認します。
世界でもっとも事故の多い山、死者の多い山ですが、
今日はハイキングです。
林道をトポトポトのんびり気分で歩いて、
30分もするとマチガ沢となります。
今日は山頂部は雲の中です。
この道は国道291号線です。
最近通行規制となり、関係者や電気自動車のみ通行可能です。
たしか、津軽海峡の竜飛岬に階段国道というのがあります。
国道なんですが階段の道、そんなことを思い出しました。
一般マイカーは登山指導センターで通行止めです。
右下の岩が「マムシ岩」でクライミングの練習などにも使われています。
「マムシに似てますね!」
と言われて・・・
「な~るほど!」
それは考えたこと無かったですが・・・そういえば何だか似てますね!
マチガ沢の水流も少なく少々寂しい状況です。
「そしてあれがシンセン岩峰です。」
「・・・。」
そして道を進め、左下にはテント場があります。
立派な炊事場もありますが、通りからは目立ちません。
あそこに設置したのは、
落石とか雪崩などの影響がないとことということでしょうね。
何度かテント使用した思い出がありますが、今はさみしい雰囲気がします。
そして更に歩いて行くと、
所々に新しいベンチも設置されています。
その下は湯檜曽川です。
その向こうは白毛門が高く見えます。
白毛門の登山道もいきなり急登で、それが3時間ほど続き、
辛い道です。
何はともあれ、国道291号線を奥へ進みます。
電気自動車の「倉ちゃん」号です。
手を振ったらみんなで手を振ってくれました。
20分程歩くと・・・
倉ちゃんの語源となった一ノ倉沢岩壁が見えました。
本谷の雪が残ってます。
記念写真をカシャリと撮り、昼食です。
河原で何員もの人が昼食を楽しんでます。
のんびりムードで良いです。
そしたら・・・
「登っている人が見えますか?」
「・・・・。」
「見えますよ!・・・あそこです。」
「なるほど、確かに小さな点が動いてますね!」
カラスはお菓子やパンなどをねだってました。
餌をやらない私達には用ないようですね。
でも、カメラを向けたら、
一応ポーズでしょうかね!
のんびりした昼食は終わり、
沢山のレリーフが設置された所を見学し、湯檜曽川の河原へ下ります。
土合と紅虹寮との分岐には桑の木があり、
実がなってました。
1つ摘まむと・・・
「わ~懐かしい味」・・・やはり桑のみです。
思いがけず懐かしい桑の実を味わうことが出来ました。
私は、3つくらい頂きました。
幽に沢まで来て雲行きが怪しくなりました。
紅虹寮のところまでと着ましたが、サッサと雨具着用して引き揚げです。
帰りには夕立です。
マチガ沢の屋根のある炊事場で大休止、
コーヒーなど沸かしてお茶タイムです。
30分もゆっくりしてたら、
小雨から雨も上がり、
テクテクと291号を引き上げて来ました。
こんなハイキングは初めてでしたが、
いろんな山の話などゆっくり出来て
気分も癒され
緊張も無く
楽しい1日でした。
山頂に登らなくとも楽しめるものですね~!
今回は菓子パンでなく、コンビニの天ぷら蕎麦でした。
こんな時には良いかも知れません。
PS・・・
透湿手袋テムレスを作っているショーワの製品で、
ホールドを使用しました。
フッとして30分位でしたが手の蒸れも無く
中々快適でした。
ホームセンターなどで最近は販売されてます。