4月15日、碓氷峠の下見も終わり、横川行のバスを待つ間
コーヒーを飲んだり、
ザックのオレンジを食べたりして時間をやり過ごしていました。
・・・
最後にはベンチに横になって
バスから降りた子供を迎えに来たお母さん
中国か韓国か分かりませんが、日本に旅行に来た皆さん
通り行く車の往来
そのような光景を見ていました。
そして地震で被災したみな様は、
今も余震に苦しんだりしていることと思ったりもしました。
何も出来ない自分が居ました。
なぜか非力な自分を想うと
こんな歌が思い出され・・・
ネットで歌詞を確認し
2~3度 読み返しました。
俺がいたんじゃ お嫁にゃ行けぬ
わかっちゃいるんだ 妹よ
いつかおまえの よろこぶような
偉い兄貴になりたくて
奮斗努力の甲斐も無く
今日も 涙の
今日も 涙の 日が落ちる
日が落ちる
フウテンの寅さんの歌です。
そして
オイラも今は放蕩な毎日を送っているのだと思う。
・冷たい軽井沢の風
・楽しそうに歩く皆さん
・愛情たっぷりの親子さん
・段々と日が傾いている黄昏時
私の今の環境を考えると、少し気持ちも重くなりそうでした。
横に目をそらした時
お母さんに手を引かれた小さな女の子
目が合ってしまいました。
その子は、お母さんのスカートに顔をうずめました。
「ごめんね!」
きっと怪訝そうな顔をしていたおじさんが怖かったのかも知れません。
・・・軽井沢駅にて
