3月24日の朝、
西に見えた榛名山は雪で白くなっていました。
「あ~、また雪だ!」
前回の御堂山に続いて今回も・・・
昨日まで黒い榛名山が今日は白
赤城山も白くなってました。
心は岩櫃山の鎖場へ向いてました。
先日下見調査に行った岩櫃城から登ることにしよう。
案内書には密岩通り登山口から登り、天狗の架け橋など面白い場所は・・・
山頂へ着いてから状況判断です。
岩櫃山へ向かうため、榛名山越えでしたが、
道路には5㎝ほどの積雪があり、先が思いやられます。
あの日は寒い日でした。
岩櫃城見学の駐車場には駐車車両はチラホラあるのみ。
私達は沢通りを選び、風も少なく正解でした。
鉄の梯子や両サイドから岩壁が迫ってくる場所を通過して、
岩稜部すぐ下で昼食としました。
お昼では風も無くテントも使用せず、
陽だまりでまったりとした時間を過ごせました。
「陽だまり」・・・良い響きですね!
休憩するのに丁度良い6畳ほどの広さでした。
昼食を済ませて、岩の上に登ると・・・
雪も結構残っています。
山頂の鎖は15mほどあり、
落ちたら谷底まで落ち込むような所です。
私達は面倒ですが、ロープを使用して安全に登ることにしました。
皆さんはゆっくりと、ゆっくりと登って来ます。
鎖をしっかりと握りしめて・・・
「前の人との間のロープはたるませないでください。」
・・・
全員が登って、私の足元のロープはパスタ状態でしたが
無事に湿った岩場を登り切りました。
「やった~!」
榛名山や子持山がすぐ近くです。
山頂に登って・・・
景色を楽しんで・・・
「しっかり掴まってくださ~い。」
今回は私がロープをしっかり保持してましたから、
登っている写真はありませんが、
湿った岩や危険な場所の通過は・・・
慎重に足を置く場所を決めてから足を動かすと良いですね。
少し先にある岩の洞窟をくぐった先は、
日陰のため雪がびっしり着いてましたので、
そこで引き返して、
下山は尾根通りを展望を楽しみながら下り、
岩櫃城本丸跡で記念撮影をして
帰って来ました。
周辺の山里では梅が満開だったことが印象的でした。
今回も楽しい、小さな山旅となりました。