2016・3・24 なごり雪の岩櫃山へ | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

3月24日の朝、

西に見えた榛名山は雪で白くなっていました。

「あ~、また雪だ!」

前回の御堂山に続いて今回も・・・

昨日まで黒い榛名山が今日は白

赤城山も白くなってました。

 

心は岩櫃山の鎖場へ向いてました。

先日下見調査に行った岩櫃城から登ることにしよう。

案内書には密岩通り登山口から登り、天狗の架け橋など面白い場所は・・・

山頂へ着いてから状況判断です。

 

岩櫃山へ向かうため、榛名山越えでしたが、

道路には5㎝ほどの積雪があり、先が思いやられます。

 

あの日は寒い日でした。

岩櫃城見学の駐車場には駐車車両はチラホラあるのみ。

私達は沢通りを選び、風も少なく正解でした。

 

鉄の梯子や両サイドから岩壁が迫ってくる場所を通過して、

岩稜部すぐ下で昼食としました。

お昼では風も無くテントも使用せず、

陽だまりでまったりとした時間を過ごせました。

「陽だまり」・・・良い響きですね!

休憩するのに丁度良い6畳ほどの広さでした。

 

昼食を済ませて、岩の上に登ると・・・

山頂がすぐそこに見えます。

 

 

鎖がある岩頭が山頂です。

雪も結構残っています。

 

山頂の鎖は15mほどあり、

落ちたら谷底まで落ち込むような所です。

 

私達は面倒ですが、ロープを使用して安全に登ることにしました。

皆さんはゆっくりと、ゆっくりと登って来ます。

鎖をしっかりと握りしめて・・・

「前の人との間のロープはたるませないでください。」

・・・

全員が登って、私の足元のロープはパスタ状態でしたが

無事に湿った岩場を登り切りました。

 

「やった~!」

 

榛名山や子持山がすぐ近くです。

 

山頂に登って・・・

景色を楽しんで・・・

 

「しっかり掴まってくださ~い。」

 

今回は私がロープをしっかり保持してましたから、

登っている写真はありませんが、

湿った岩や危険な場所の通過は・・・

慎重に足を置く場所を決めてから足を動かすと良いですね。

 

少し先にある岩の洞窟をくぐった先は、

日陰のため雪がびっしり着いてましたので、

そこで引き返して、

下山は尾根通りを展望を楽しみながら下り、

岩櫃城本丸跡で記念撮影をして

帰って来ました。

周辺の山里では梅が満開だったことが印象的でした。

 

 

今回も楽しい、小さな山旅となりました。