2015・12・30 妙義山 妙義富士 | 高橋 丈のブログ

高橋 丈のブログ

山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。


このところ妙義山へ何度か登りまして。
色んな姿の妙義の魅力がジワジワと伝わって来ていました。
今回は登山地図には記載の無い尾根(バリエーションルート)を楽しんで来ました。
冬の低山の日帰り尾根登山といった楽しみでしょうか。

表妙義を登り、帰路高速のIC近くで西に見える岩山です。
登りたい気持ちが、グッと湧きあがって来そうな岩稜とピークです。
地図には尾根の名前など特に記載は有りません。
沢と尾根の重なり具合、分かる沢から何番目の尾根。
「この辺から入ろうか・・・。」 という具合です。

ネットでも簡単に事前調査は少ししてあります。
少しというのは事細かく調べてしまうと・・・
人の後を追うような登山となってしまいます。
・・・大分前置きが長く成ってしまいました。

椎茸の生産工場付近の路肩空白部分に駐車し、林道を少し登ります。

すぐ林道から離れて・・・見当をつけて尾根に登り上げます。

暫く杉林の尾根を登ります。 特にヤブコギするような場所もありません。
快適です。

更に尾根を詰めると、大きな岩が出て来ます。
いよいよです。

面白い岩が沢山です。



周囲は岩が多くなり、自分達は山頂付近に居ることが確認できるような場所です。
行く手を遮った岩壁を左へ巻くように進みます。

落ち葉で埋め尽くされた沢の上部です。
知り合いの人の表現では・・・「落ち葉のラッセル」、
そんな表現が似合うエリアです。

古い赤テープに導かれるように登ると、
何とか登れそうな
壁というより土手と言った表現が近い10m程の場所を登りましたが、
涸れた草や立木、そしてツツジの株などを根を掴んで登り、
バイル持参が良かったかナ、と思う、しょっぱい場所でした。
今思うと此処が一番の核心部でした。


あれこれ、右往左往する場所もありましたね。
しかし、それもこのような山の楽しさの1つです。

顕著なコルへ到着して小休止です。
コル左が妙義富士のピークです。
登ること出来ないことも無いでしょうが、
全くのクライミングの世界です。


無理しないで先へ進むことにしました。
休憩していると、時折す~っと風が吹き師走が思い起こされました。

私達は先へ移動です。

下の写真、沢の詰まりで良く出くわす岩壁、ここはネットで見ていた風景で、
迂回します。



そして、登り上げると・・・
再度出くわしたコルです。

左の20mほどの岩峰を登ることにしました。

一応ロープをつけて登りましたが、岩頭には立てり状況では無い所です。


これから登るP2です。
正面の岩稜を登ります。


振り返った妙義富士です。

格好良いですね~!


ということで先へ急ぎます。
P2は安全のためロープを使用しました。


上と下の写真は、P2からの妙義富士です。
下の写真は同じものを拡大しました。

妙義富士は帰りにゆっくりのぼりましょう。

・・・!

そして妙義富士山頂です。

上の写真は私です。


写真上は、妙義富士ピークからのP2。
奥に相馬岳北陵のはさみ岩が小さく見えてます。


丁須の頭。


・・・





上信越道と国道18号です。


・・・・ということで、日帰りの妙義富士でした。


下山時に、色々問答をしながら下りましたが、
単純に尾根の登り下りという気楽な気分で登って来たため、
下山時に記憶の曖昧なことを再確認し、
・・・反省してます。


今年の最後は・・・

楽しい日帰りの妙義山、妙義富士となりました。


色んな山のスタイルが有りますが、
山ってやっぱり良いですね~