2015・9・26~27 蝶が岳 | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

今回は蝶が岳のピークハントのみと槍穂の展望を楽しむことを目的とした登山でした。
しかし、天候があまり良くない状況で不安なまま登り始めです。
雨登山の準備は万端でした。


三俣からのコースは変化の乏しいルートです。
シッカリと一歩一歩踏みしめ森の中の登山道が長く、山頂直下まで樹林帯が続いてます。

しかし、こんな楽しい自然のオブジェもあります。

看板もユニークですね。

地図に記載されてある場所は此処のみです。
まめうち平という場所です。

少し広い場所ですので休憩には適地と思います。

そしてひたすら樹林の中を登ります。
ここから小休止を2回程経過した頃突然出現しました。

常念岳の山頂部が雲間に見えていました。
そしてその向こうでは少し青空が出ています。
「今日は期待できそですね。」
「山頂からの展望期待できそうですね。」


暫く登ってこんな景色です。
常念から蝶が岳へ抜けるコースは岩稜の下りで緊張し、次は樹林の登り下りの道、そして蝶槍からは開けた素晴らしい展望の尾根道が蝶が岳ヒュッテまで続きます。
右手は槍~穂高岳の展望が手に取るようです。

標高も大分上がったのでそろそろです。
森林限界を超えるとハイ松帯があり、すぐそこがヒュッテです。

赤い屋根が見えた時、左の丘が山頂です。

約6時間掛って登って来ました。
でも今日は雨に降られなかったこと、本当に良かったです。


ヒュッテはいつも通り玄関内の談話室では沢山の皆さんがくつろいで居らっしゃいました。
期待した展望は今一つでした。

明日に期待しましょう!


翌朝は・・・
見事に展望を楽しむこと出来ました。



そしたら、槍様ポーズを決めていたカップルの人達!
「ヤリサマ~!」

バックはもちろん槍ヶ岳ですね。
はい、カシャリ!

山頂のピークハントも済ませて無事下山して来ました。



ところがです、下山途中にこんなハプニングもありました。
紅葉が綺麗だったのでしょうね。
「わ~、きれい!」
・・・との声により
一人の方が振り向いた拍子にバランスを失ってゴロンと登山道から転落してしまいました。
幸い樹林の中でしたので無事でした。

紅葉のせいには出来ませんが・・・
怪我が無くて本当に良かったです。