年末年始は混雑していた大滝も・・・・
この時期に成ると、各地方の滝も凍り始める頃ですので、グッと空いて来ます。
予想通り、13日は私達2人を含めた4人でした。
思いっきり遊んできました。
滝近くになると、結構積雪もあり、雪崩の兆候と言われているスノーボールもありました。
滝上からの雪崩も考えられます。
沢筋はやはり・・・怖いですね。
そんな思いで顔を上げると、有りました。
「幅が狭い!」私の記憶からはそんな思いがしました。
また先行者はたった2人です。
焦る気持ちを抑えながら、足を前にだして到着です。
見上げると高さ30m位でしょうか。
傾斜が強い部分は上半分です。
どの部分を登るか色々考えましたが、最初は中央左の凹状部分、
その後は正面を登ることにしました。
SMさんもグングン腕を上げて来ました。
この上の滝落ち口の乗越しは注意が必要です。
滝上に登った時、膝を突きたくなりますが、転落の原因に成ります。
アイゼンの爪をきっちり氷に噛ませて、安定したところまで移動しましょう。
やはり表面はポコポコ穴が空いています。
年末年始のクライマーさん達が、アイスアックス(氷登り用のピッケル)やアイゼンの前爪を蹴りこんだりした跡が沢山ありました。(それは仕方ないですね。)
その穴にアックスのピックやアイゼンを載せたりすると比較的簡単に登れてしまいます。
練習ですから、それも楽しいです。
今度は正面の部分を登ります。
少々傾斜も強いようです。
しかし、取りついたら登ることしか考えないで、上しか見ないでどんどん登ります。
隣のパーティの人も繰り返し練習しています。
私達も頑張ります。
頑張って、上へ上へ・・・。
アイススクリューとかアイスピトンとか言います。
単にスクリューと略して皆さんは言ってますね。
あるメーカーのテストではねじ込む時に、先端を少し上向きにねじ込むと、水平にねじ込むより耐荷重は大きく成るようです。
ロープの途中には、こんなものをねじ込んでゆきながら、上へ上へとロープを伸ばします。
もう少しで滝上部です。 ・・・慎重に!
「ビレイ解除!」
「良かった。」
私は・・・暫く振りで大滝に来ました。
私も落ちないで登れてよかったで~す。
美濃戸口から滝に来るまで2時間少々・・・
SMさんに重たいロープなど担いでもらいました。・・・・有り難いです。
遊び過ぎて美濃戸に着いてらごらんのとおりです。
寝食を忘れて・・・というやつですかね!
今回の大滝で・・・
私もSMさんも、それぞれが課題を持って帰って来ました。
・・・・課題!
幾つになっても・・・山は面白いですね!
また やろうぜ!
小淵沢駅 山賊そば卵入り。 ごっつあんです。