雪崩ビーコンのバックアップ | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

雪の知らせもあちこちで聞こえてきます。

雪の山へ出掛ける時、必要装備品の雪崩ビーコンがあります。

雪崩にあって埋没した際、ビーコンから発信する電波(世界共通)を他のビーコンが受けて埋没箇所を特定する機器です。


先日、ビーコンのバックアップを購入しました。

埋没者を検索中はビーコンを手に持って低い姿勢で検索します。

その時、二次雪崩が起きた場合は手に持っていたビーコンが手から離れてしまいます。


ビーコンを持っていない埋没者を探すのは大変です。

埋没者を発見するのが遅れてしまいす。

雪崩の雪に埋没した時、口の前にエアーポケットがあれば15分後でも生存率は80%を超えるといいます。


遭難者を検索中、手からビーコンが離れてもバックアップを体に着けていれば、こんどはそれが救助電波を発信してくれます。

・・・という目的の機器です。


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右の大きな方がビーコン本体です。 

左にある小さいものが今回購入したバックアップです。


こんな小さなもので命が助かると思うと頼りがいがありますね。

(助かるとは言い切れませんが・・・。)


雪崩に遭遇しないとは言えません。

また、検索中、二次雪崩が発生しないとも言えません。

保険のように考えて購入しました。


使用する機会が来ないよう十分注意して行動したいですね。