先日の八ヶ岳、下山時にお客様から言お聞きした言葉です。
「行き場のない高揚感」・・・それは、登山と日程が決まって持参品を一つ一つ準備を始めている最中、嬉しくて、嬉しくてたまりません。・・・ということです。
家族の中で山登りをするのは私だけですので、その思いは誰にも分かってもらえません。
行き場のない気持ちの高まりです。
家族が誰も居なくなった時に、雨具や防寒着などの品物を一つ一つ点検したりして、気持ちがどんどん、どんどん高まって来るということです。
そして、それから普段あまりしないトイレや窓拭きなどもせっせとするのだそうです。
なるほど~、良くわかります。 「行き場のない高揚感」ですね~。
私は我々の「下山時のお茶タイム」の話をしました。
日帰り登山で下山した時に、車の隣で輪に成って今回の反省や次の山について話します。あっちの山、こっちの山と話題は変わり、長引く時は車中まで話は続きます。そんな時間も楽しいのですが、次の山が決まると安心します。
その時点から気持ちの高揚は少しずつ高まり始めます。
そんなお話をしましたら、
お客様は「私は今でも幼稚園生と同じだと自分で思っていましたら、私だけじゃなかったんですね。」「え~、私もです。」「私もおんなじです。」とみなさん顔を見合わせて大笑いでした。
写真は八ヶ岳の山小屋から撮影しました。 素晴らしかったです。