1997 Chevrolet  C1500EXT  シボレー C1500エクステッド④ | 熟練工の自動車修理工場
1997 Chevrolet  C1500EXT  シボレー C1500エクステッド⑥ | 熟練工の自動車修理工場
 

 

 

エンジン交換に伴い、エキゾーストマニホールドを交換、

元々、手作りと思われる、粗悪なタコアシ(ヘッダー)が付いていた。

 

純正形状のエキゾーストマニホールドの変更に伴い

連結するマフラー接続部の加工を要する。

 

 

 

 

エンジンの組み付けも順調に進み大分形になってきた。

 

 

W/P(ウォーターポンプ)の交換、今回冷却系補機はフル交換予定、ラジエターASSY、ホースなども

交換する。

 

 

サーモスタット、サーモスタットハウジング、水温センサーの交換↓

 

 

点火系の消耗品、交換部品、(点火系フル整備)

プラグ、プラグワイヤー、ディスキャップ、ローター、

ピックアップコイル、IGコイルの交換を予定。

 

その他

デフオイルの交換

 

油脂はフル交換、全て交換しているというセールスポイントを作りたかった

理由から交換した。

 

 

 

4輪ブレーキの分解整備

部品交換はなし、消耗品残あり、全体的に程度良いので

分解、清掃、調整、組立でO.Kだ!

(ブレーキフルードは交換)

 

 

Frガラスの交換

割れ破損があったので新品OEにて交換!!

ケッコー高いんすよ~~~~~

 

 

 

ついに~~~~~

 

NEWエンジンへある程度、補機を組み付け後、車体へ載せる。

300KG近く重量のあるエンジンをクレーンで釣ってマウントさせる。

 

 

エンジンメンバーの研磨、塗装

 

 

エンジンマウントの交換

この年代のC/Kは、ロアサスペンションを外す必要があるが、

それでもエンジンが付いている状態より

手間は掛からない為、作業を実施した。

 

 

 

室内のヒーターコアへ連結するファイヤーウォールの修理

配管などは、エンジン交換後、新しい物へ交換する。

 

 

エンジン台からエンジンクレーンにエンジンを付替して

エンジン台が邪魔で組んでいなかった

エンジン背面(エンジンの後ろ面)へリングギアを取付して

エンジン側の準備もO.K

 

 

現車はエンジン単体がエンジンマウント左右に固定するタイプなので

エンジンのみだとエンジンが斜めの状態になり

ファイアーオールにぶつかってしまう事と

角度が悪いとミッションとの連結が上手くいかない為、

エンジンのマウントとミッションのマウントを同時に作業する。

 

先にエンジンをエンジンマウント位置、正確な位置で仮で乗せ、

その後に位置をエンジンの縦の角度を調整しながら

ミッションと連結させてミッションを車体へマウントさせる。

ミッションが自在に動かせる専用のジャッキ

「ミッションジャッキ」へミッションを乗せて車体下へ入れておく。

 

 

エンジンを車体へ

今回、補機を組んでいる状態でアプローチしているが、

慣れない人は、補機は後から組む方が乗せやすいので

マネをするのはやめた方が良い。

特にファンカップリングやヘッダーとの上下左右のクリアランスは

ギリギリなので注意したい。

ウチの場合は、やり慣れているので

作業性を優先している。

(先に組んだ方が早い補機は先に組んでる)

 

(スリーアローブログ抜粋)

 

無事にエンジン&A/Tの組み付けを
終えた。エンジン交換なんてそれほど難しい事じゃない。
エンジンマウント、配管、ハーネスを外して交換するだけの
話なんだから、ただし、この行為をする上でどこまで
細かい配慮が出来るか?が品質の差でもある。
ものすご~~く、些細な事なんだ。
Oリング1つ、P/K、G/K1つ、外した部品の間に使用する
細かい消耗品を交換する。再利用や液体G/Kでごまかす。
その場限りの仕事は、後にオイルモレを起こしたり、
最悪の場合、事故に発展するケースもある。
大掛かりな作業ほど、細かい事1つをおろそかにしては
いけない。手際よく、的確、丁寧に!
 

 

 

A/TのレベルゲージのP/K(パッキン)。

よくATFのニジミが出る箇所、的確にP/Kを交換すれば

オイルニジミも漏れも起きない。

 

 

 

インジュクター配管のOリング。

こちらはガソリンのライン。圧力も高く、細かい部品であるが

重要なP/K(パッキン)。

 

 

ながい???よね(泣)