梅雨時でしとしと雨が降っていましたが、広島の街中にある縮景園(しゅっけいえん)を鑑賞してきました。
縮景園は1620年(元和6年)築成されました。広島・浅野藩初代藩主 浅野長晟(ながあきら)の別邸の庭園で、作庭者は茶人としても知られる家老の上田宗箇(そうこ)です。
昭和20年、広島に投下された原子爆弾により壊滅的な状態になりましたが,昭和24年から約30年かけ元の美しい庭園が復元されました。
園に入ってすぐ、清風館があります。
柿葺きの屋根で優雅な数寄屋風書院造りです。
跨虹橋(ここうきょう)
池の中央辺りに架かる跨虹橋は、地上と天上を結ぶ虹に例えられています。橋が大きく反っている構えになっています。
明月亭
庭園にふさわしい茅葺き屋根、数寄屋造りの茶室です。月を鑑賞しながらお茶を頂いたのでしょうか。
小一時間、庭園内をゆっくりと鑑賞しました。さすが、大名庭園だけあって風格があり美しい庭園を堪能しました。
ランチ時となってきたので、かねてから「尾道ラーメン」を食したいと思っていたのですが、中々、街中にラーメン店がなく八丁堀から中央通りまで歩き、やっと路地裏にみつけました。慌てて入ったので店の屋号は不明です。
さっぱりとしたしょうゆ味で、懐かしい昔のラーメンの味がしました。とっても美味しく頂きました。