「雑談」に企業が注目
先日の中日新聞「テレワーク時代の新人研修」の中に
「雑談」に関する記事がありました。
記事抜粋
「今年も新入社員が社会でのスタートを切った。
一年前は新型コロナウイルスの感染拡大と新人研修の時期が重なり、
多くの社が対面式の研修を急きょオンラインに切り替えた。
今年は、どんな研修をすべきなのか。
あえて仕事以外の話をする「雑談」の時間を取り入れるなど、
時代に合わせた教育の在り方を探る動きが広まっている。
互いに直接会って話す時間が減った昨年7月~8月、
就職情報サイト・マイナビが新卒に
「会社や上司・先輩にやってもらってよかったこと、
やってもらいたこと」を複数回答で聞くと
「話しかけてもらえる・雑談してくれる」が62.5%で
最多を占めた。
言い換えれば、新人と会社の結びつきを強める鍵は
雑談といえる。
例えば、ビデオ会議システムを使う研修で仕事以外の話をする
出入り自由の場を設けたり、休憩を兼ねて自由度の高い
グループワークをするなどの方法がある 。
目立つのは、研修に雑談を導入する企業の広がりだ」
コロナ禍のため、日常のなかで当たり前だった
「雑談」がなくなってしまいました。
人間関係が希薄になり、会社内の上下関係も仕事のみ、となり
例えば仕事帰りの「ちょと一杯」も自粛で、先輩と後輩の飲みながらの
雑談する機会も無くなり、個人的な結びつきの機会もなくなってきました。
テレワークの時代、ベテラン社員はそれ程抵抗なく
在宅での仕事に入れると思いますが、
特に新入社員が配属された部署でスタートと同時の
テレワークでは、まったく孤立状態に置かれたのに等しいくらい、
寂しく、人恋しい精神状態になってしまうと思います。
コロナ禍のなか、企業も「雑談」に注目しています。
個人においても、この1年、コロナ禍で外出自粛のため
ステイホームが続き、家族と過ごす時間が増えてきました。
その半面、友人や知人との「人とのつながり」が断ち切られました。
仕事を通しての縦のつながりは維持できたとしても、
人間にとって重要なプライベートな「横のつながり」が薄れ
そのためストレスが増え、心の中もモヤモヤとし、
空虚感で満たされてきました。
外出自粛のため、私自身、毎月定例であった友人との
「飲み会」や「コーヒーを飲もう会」が
1年以上行われていません。
(特に私は病のため免疫力が低下しており、完全自粛です)
このような状況になって、改めて思うことは、
如何に友人・知人との他愛のない"雑談"が心身ともに
リフレッシュできる場であったのか、と気づきました。
対面による"雑談"
仲間との他愛ない"雑談"
お互いが対等の関係で本音での"雑談"
人とのつながりと究極の人間らしさを保つ「雑談」
「雑談」について投稿したブログがありましたので、リブログします。
改めて、「雑談」とはいいものですね。