今年の夏の土用の丑の日は7月27(土)です。
一足早く、浜名湖まで"うなぎ"を食べに行ってきました。
厚い雲に覆われ、今にも雨が降りそうな天候の中、出発です。
東名高速道路を走り豊田JCTから豊田東JCTへ、新東名高速道路に入ります。
岡崎SAでちょうど昼になったので休憩と昼食をとります。
少し青空も見えてきました。
岡崎SAは2016年2月にオープンし、東海3県内では最大規模のサービスエリアです。
上り側は「NEOPASA岡崎」の名称で岡崎宿をイメージした和風の建物となっています。
広い土産物店「三州岡崎宿」では東海エリアの土産が沢山並んでいます。
フードコートには、名古屋名物・味噌かつの「矢場とん」が
高速SAに初出店です。
昼食は「矢場とん」に決まり。
私はロース味噌カツ定食、相方はヒレ味噌カツ丼を注文。
味噌だれも甘くなく・辛くなく、程よい食感で美味しく頂きました。
地元名産のお土産を買い、出発です。
浜松いなさICで降りR257を走ります。
井伊直虎ゆかりの寺、龍潭寺(りょうたんじ)へと向かいます。
井伊谷 龍潭寺は今から1300年前、天平5年行基菩薩により開創されました。
井伊谷は井伊家元祖共保公出生の地であり、
龍潭寺は平安時代から四十代の祖霊を祀る
井伊氏の菩提寺として今日まで続いています。
境内は1万坪あり、本堂(1676年)をはじめ庫裏、開山堂、総門、井伊家霊屋等が
江戸時代そのままのたたずまいで残っています。
二十四代井伊直政は徳川家康に仕え、井伊の赤鬼と恐れられる活躍をしました。
この直政を後見人として養育したのが二十二代井伊直盛の一人娘
井伊直虎でした。
龍潭寺二世南渓和尚の計らいで女城主として井伊家を支え、
お家断絶の危機から救いました。
NHK「おんな城主 直虎」でドラマ化されましたね。
龍潭寺 大門(山門)
本堂
本堂から開山堂へ
開山堂
銀閣寺のような朱塗りの楼閣です
遠州地方に禅宗をひろめた住職の位牌が祀っています。
捕陀落の庭
浜名湖を表現しています
一刀彫の龍 左甚五郎作
大仏殿にあった装飾品です
井伊家の籠
龍潭寺の一番の見どころは小堀遠州作の庭園です。
小堀遠州作 龍潭寺庭園は江戸時代初期に造られた
池泉鑑賞式庭園です。
小堀遠州(1579年～1647年)は滋賀長浜出身で「遠州流」の茶道を興し、
名古屋城・駿府城等の作事奉行を勤め、二条城二の丸庭園の作庭等をした
茶人・建築家・作庭家・書家であり備中松山藩・藩主の大名でもあります。
庭園は四季折々の変化に富み
昭和11年には国の名勝記念物に指定された東海の名園です。
訪れたときは、残念ながら紫陽花が散りかけたところでした。
座布団に座ってゆっくり鑑賞できます。
庭園の説明がスピーカーから流れます
約1時間ゆっくりと見学し、今回も湖畔のリゾートホテルに宿泊です。
温泉にゆっくり浸かり、さっぱりしたところで夕食です。
本日のメイン "うなぎ"を食べに行きます。
今回も三ヶ日町浜名湖畔にある「さくめ」に行ってきました。
家族経営の小さな店ですが、天然うなぎがリーズナブルな
価格で頂けます。
17時過ぎに店に入ったのですが、17時30分頃には本日分の
うなぎが完売し閉店となりました。
危ないところでした。
注文をしてから焼くので、20分くらい待ちます。
メニューは「うな重」のみです。
今回は天然うなぎと養殖うなぎの食べ比べをしてみました。
天然うなぎ うな重
養殖うなぎ うな重
食べ比べの感想
天然うなぎは全体に柔らかく肉厚で口の中でとろける感じで、
まさしくうなぎ、と言う感じです。
養殖うなぎは表面はカリカリで中はやわらかく、さくさくと食べられます。
どちらも大変美味しく頂きました。
車できたのでビールが飲めなく残念でしたが、
久しぶりに美味しいうなぎを頂き、大満足でした。
翌日の朝食はビュッフェスタイルでしたので
ゆっくりと景色を眺めながら頂きました。
チェックアウト後、猪鼻湖のほとりにある「長坂養蜂場」に立ち寄りました。
創業80年以上の養蜂場で観光スポットになっています。
蜂がブンブン飛んでいます。
試食がたくさんでき、店内はハチミツでいっぱいです。
お土産にはちみつとはちみつマーガリンを購入し帰路につきました。