桜花爛漫Ⅲ 小牧山 | MASAのつぶやき

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風に吹かれて根無し草

愛知県小牧市 小牧山の桜が満開です。


小牧山は標高86mで小牧市のシンボルです。

春は花見の人気スポット。






左側の建物は小牧市役所




結構、急な階段を昇っていきます













桜の下で昼間から飲み会です




織田信長の居館跡です



頂上までもうひと頑張りです




頂上には小牧市歴史館があります


現在小牧山では、織田信長の居城だった小牧山城

石垣の発掘調査が行われています。



信長は永禄6年(1563年)清州城から

美濃攻めの拠点として

この小牧山城を居城としました。


永禄10年稲葉山城(岐阜城)へ移るまで、わずか4年間しか

住まわなかったため、当初は仮の城と思われていました。


しかし、最近の発掘調査では石垣を使い、それも

全山石垣で要塞化した本格的な城郭と解ってきました。


山の南側には侍屋敷城下町を整備しました。














また、悲話も伝えられています。


正室だった濃姫とはすでに離縁をしていた信長は、

生駒屋敷で知り合った、生駒氏(尾張の豪族です)の娘 
吉野(吉乃)を正室に迎えるべく、吉野御殿を永禄8年に完成。


しかし、元来病弱だった吉野は翌年に死去してしまいました。

信長が生涯、唯一愛した吉野を失った痛手は大きく、

岐阜城へ移ったという理由もありますが、

築城から5年で小牧山城を取り壊してしまいました。


取り壊しのもう一つの理由は、吉野を失った悲しみからとも

言われています。


尚、この小牧山は天正12年、徳川家康と豊臣秀吉との

小牧・長久手戦の舞台にもなり

家康が小牧山に本陣をおきました。


のんびりと花見をしながら、450年前の戦国時代の

信長・家康・秀吉の栄枯衰勢を想ったりしました。