読み終わった。
友達からオススメされて借りた本。
「夏の庭」
死にそうなのに、元気なおじいちゃんを
見張る3人トリオ。
そんな、おじいちゃんと3人トリオの物語。
「人の死」について書かれたこの本は、言葉の一つ一つがぐっとくる。
最終的にはおじいちゃんは死んでしまうけど、
眠ったように死んでるのに、何か違う。ってゆう感じ。
私の母方の祖父も、数年前に亡くなってしまいました。
身内が死んだのを目前にするのは初めてで、
あの時はよくわからない悲しみと恐怖に怯えていたのを覚えてます。
私の記憶に残る生前のおじいちゃんは、
施設生活で、まともに話せず、あの頃の幼い私にとって、頭の片隅に存在する人でした。
おばあちゃんの家に飾られている、写真。
姉、私、おじいちゃん
の写真。
その頃はまだ元気だったらしく、素敵な笑顔でした。
しかし、私にはその頃の記憶がないのです。
元気なおじいちゃんの姿は私の頭には存在していません。
後悔したって、仕方ないことだけど、
やはり悲しいのです。
物語はそんなおじいちゃんと重なって、
なぜか、物凄く近いような気がして、
おじいちゃんのお話なような錯覚に捕われて、
思わず涙してしまう、
そんな作品でした。
本の力は強大で、素敵。