大変です。
事務所のコピー機が故障しました。


この間トナーを補給したばかりなのに読めないほど薄い字しか出てこなくなりました。もともと中古で手に入れたもので、もう部品がないものなので壊れたらそれっきりといわれてはいたのですが、まさか壊れるとは。


A4サイズのコピーはスキャナ付きのインクジェットプリンタでできますが、それ以上のサイズのコピーはしょっちゅう行います。なによりも、地図のコピーができないとあいさつ回りやチラシの配布に大きな影響が出ます。


すぐに対応しなければ。
大きな出費にならなければいいのですが。
今朝は地元でポスター貼り。新しく山辺地区にポスターを掲示させていただきました。ご協力ありがとうございました。


その後は室生区田口地区のお祭りへ。
さすがに、地元から少し離れているので、あんまり知っている人もいないなと思っていたら、子供たちから「あ、かついたろーだ」と声をかけてもらいました。さすが子供たち。よく覚えてくれています。


祭りもそこそこに奈良市役所へ。
再び事業仕分けを傍聴してきました。



仕分けが終わって最後に仕分け人から総括があったので、紹介します。
以下、仕分け人の総括をまとめたものです。


奈良市の規模の割にハコモノがとても多いことに衝撃を受けた。
また、ハコモノごとに外郭団体がある。外郭団体ありきで仕事をしているのではないか。その意識は改めなければならない。

現状の施設管理の在り方を改める必要がある。
異なる部署で同じような事業が行われている。外郭団体を仕分けしたらどうか。
行政が余計なことをしているために民間の足を引っ張っていることさえあるのではないか。

職員の仕事への誇りがあまり感じられないことがあった。一方で意識を持って仕事をしている職員もいる。意識の改革を。また、意識の共有を進めるべき。

現状で3000億の借金があり、事業にも多くの無駄がある。現状から、ぜい肉をそぎ落とした筋肉質な組織に変わる可能性を感じる。それができたときの仕事の在り方は今とは大きく変わる。
ここまで



仕分け作業そのものは一仕分けの時間が30分と議論が必ずしも煮詰まらないままに多数決をとる場合もあり改善点も見受けられました。
ただ、職員の意識を変えるという点ではすごく役に立ちます。また、政治家の意識を変えるという点でもかなり役に立ちます。


宇陀市と奈良市二つの市役所を見ながら感じたことは、トップの姿勢がそのまま市政に反映されるということです。
奈良市役所は変わろうという意識が芽生え始めています。それは、宇陀市役所にはまだまだ足りていないものです。
ただ、宇陀市役所でもトップが変わることと改革への取り組みを行うこと、で必ず良い方向へと向かうことはできるはずです。市政の改革は市役所の改革。二日間の事業仕分けから、多くの改革のヒントを見つけました。市役所のマネジメント、市有財産のマネジメントについてはよいヒントがごろごろと転がっていました。



宇陀一新。ゼロベースで事業を見直す仕組みを宇陀市役所に導入すること。事業仕分けも含めて行政改革について研究を今まで以上に深めてまいります。また、その仕組みが宇陀市には必要です。




帰り際に、池田のり久奈良市議にお会いしました。
池田市議は高校の先輩であり、奈良市議会を5期連続トップ当選をしている大先輩。挨拶をして、いろいろとアドバイスをいただきました。
先輩ありがとうございました。
事業仕分けをみて実際に見てみて、参考になることがかなりありました。
少しまとめたいと思います。


事業仕分けを円滑に進めるためには、説明を行う職員さんの意識がかなり大切です。なぜ事業仕分けが必要なのか、また、事業仕分けの目的は何なのか、このあたりの意識を共有できていることが必要であると感じました。市長がなぜ仕分けを行うのか、そのあたりの哲学の共有が大切です。


実際、事業仕分けを通じて改革を行う意識を持っているのか、ただただ仕分け項目を出すようにと上から言われたのでとりあえず、仕分けに出しているのかは一目瞭然でした。また、予算を削られるだけだと思って仕分けに参加をしていると議論が深まらず、厳しい指摘を受けることになるということも多々見受けられました。いくら行政サービスといってもコスト意識を持つこと、そのあたりの指摘はかなり手厳しいものであったと感じました。また、それは当然です。




事業仕分けの事務局を担当したシンクタンクの構想日本の方とお話をさせていただく機会がありましたので、その方に仕分けについての疑問点を何点かお聞かせいただきました。以下勝井との質疑応答です。
ちなみに、たまたま隣り合わせた方と意見交換をしたにすぎませんので、これが構想日本としての公式な見解というわけではありません。


質問1
仕分け人には奈良市外の公官庁職員や議員が選ばれているが、それはなぜか?

答え
仕分け人には事業における根拠法など専門知識が必要。残念ながら議員にはそこまでの知識を求めにくい。今回京都府議と代議士が一名ずつ入っているが、どちらかというと例外に近くかなり珍しい。


質問2
なぜ奈良市議会議員は仕分け人に一人も選ばれていないのか?

答え
市議会議員が仕分け人であると説明人である職員にプレッシャーがかかってしまう。市議会議員を仕分け人にすると、どうしても思い入れが入ってしまったりするため公正さが失われる。求める知識の問題もあり議員を仕分け人にすることは考えなかった。



質問3
では政治家主導で国が行っている事業仕分けについてはどう評価するか?

答え
国が行っている事業仕分けについてはあまり評価できない。
議員が仕分けをすると議論が深まらない。一方的に言い負かす場ではない。


質問4
仕分け人に専門知識があるとは思えない公募の市民が選ばれている理由は?

答え
行政サービスの受益者としての視点からの意見を求めるため。受益者の視点は必要である。



議会と市長との関係、また、議員の能力の問題は話をうかがいながらこれで本当にいいのだろうかと感じずにはいられませんでした。事業仕分けは本来、議会が行うべきものではないかと思います。が、それが全くできていないからこのようなことになっているのではないでしょうか。


事業仕分けを見ながら議員の在り方、議会の在り方についてかなり考えさせられました。また、議員は特定の地域しか見ていないことが多いという指摘もされました。もう少し市政を俯瞰する視点を持たないと議員の存在価値がなくなってしまうのではないか、そう感じる事業仕分けでした。


明日も9時30分から夕方5時20分まで事業仕分けが行われます。
行政や市政に携わる方、ぜひご覧になってください。意識を変えないといけない、心からそう思います。