出発する前にちょっと新聞と友達のブログの記事などを見てこれは書きたいと思ったので書くことにしました。
耐震設計が偽造されたマンションなどビルの話が新聞やテレビなどで騒ぎになっています。設計事務所も施工業者もマンション販売業者も責任の押し付け合いをしているようです。設計事務所は業者から圧力があったといっているし、業者はだまされたといっています。
ふと思ったのですが、誰もこれで人が住んだら危ないのじゃないかと思わなかったのでしょうか?設計事務所の図面を引いた人も、そして、実際に工事を行った方もです。
こんなに鉄骨が少なかったら危ないと思わなかったのでしょうか?気がついていたのに誰も言うことができなかったのでしょうか?
確かに、図面を引く人も、資料を作る人も、現場で工事をする人も会社の中ではトップではないでしょう。トップや上司に対してこのままでは危ないということは自分の生活に関わるかもしれません。会社としての大きな仕事であれば命がけになるかもしれません。
私はこの村社会のような構造こそが一番の問題だと考えています。先輩であるから、上司であるから意見できない。これで、その会社の未来はあるでしょうか?この事件でつぶれる会社も出てくるでしょう。そして、なによりもそのマンションを買った人たちの思いや人生どうするんだとと思います。人生かけて買い物をしたのに、ここにいたら死ぬかもしれませんといきなり言われた方の心情を察すると本当に苦しいです。
これはこの問題だけに限ったことではありません。地域社会にも似たようなことがあります。村社会では、いつか社会が壊れてしまいます。なによりも誰のためにもなりません。
今さえ良ければ、ばれなければという考えでは、不正が白日の下にさらされたとき、その時代に住んでいる世代にすべてのつけをまわしてしまいます。この問題は業者が悪い、設計事務所が悪いのレベルではないのです。変えるべきは業者だけなく、社会の構造です。