昨日から始まった3月定例会には平成23年度予算案が上程をされています。
平成22年度の補正予算の審査を予算委員として行ってきましたが、これでどうやって審査をすればいいのかと思うような資料しか付かずに予算案が提案され続けてきました。
「議会はどのような予算案を出しても、どうせ賛成するだろう」
「予算編成はすべて市長がすることで、議会は賛成すればいい」
このようなことを思っているのではないかと、思わざるを得ない予算審査を、政策ベースの議論に変えて、是々非々の審査にするべく、徹底した説明資料の提供を求め続けて参りました。
求めたこと
● 宇陀市独自施策については、なぜその事業が必要と思ったのか、背景と財源について事業ごとの説明資料を添付をすること。
● 予算書ベースの予算審査では事実確認をするだけで、政策議論になり得ない事務事業ベースの予算審査にするべきである。各課ごとに説明資料を提供すること。
以上二点の要望をし完全ではないものの、宇陀市の独自施策については説明書類が予算案に添付されることになりました。と同時にその資料が市民にも公開されることになりました。
資料はこちらからこれは小さい一歩かもしれませんが、今後の宇陀市の方向を大きく変える第一歩になる可能性があります。なぜこの事業が必要なのか、今まではどうだったのか、このような考察がすべて公開されずに、密室で決まっていたのです。オープンの場で堂々と必要な理由を説明し、納得をした上で予算執行を許可することが、予算審査のあり方であるはずです。納得の出来ないものについては、減額や見直しをさせることも可能なのです。
執行側も自己検証と改善の機会を持てば、住民サービスを更に良くしながら、なおかつコストカットをはかることも出来るでしょうし、必要のない事業については撤退の選択も出来ます。
市役所内での徹底的な自己チェックと改善、議会という公開の場での徹底的なチェックと議会による修正、市民への徹底的な情報の提供、すべてがそろって始めて行財政改革は始まると思っています。
その意味では、今回の資料提供は、大きく評価をしたいと思います。
一方でここがゴールではありません。もっともっと良いものが出来ると信じています。
ここからさらなる改善を繰り返し続けて、宇陀市のあり方そのものを更によく変えていきましょう。
資料があるので、下調べや他市の状況把握や目指すべきゴールがわかりやすいです。
予算委員会では、活発な政策議論が行われることを期待したいと思います。
よろしくお願いします。