取材&執筆で参加したムック「文藝別冊 萩原健一」が9月25日に発売日されます。

この手の特集は「70年代のショーケン」を神格化しがちですが。
それだけでなく、その後の時代も含めて数多くのインタビューとともに検証、
「役者としての萩原健一」の「光」と「陰」を掘り下げました。

新事実もザクザクと出てきます

インタビュー記事は次の10名。
各時期に仕事された方々にうかがっていますので、
役者の道程を幅広く俯瞰できるかと

石橋蓮司さん(「魔性の夏」「いつかギラギラする日」で共演)
伊藤俊也さん(「誘拐報道」を監督)
岡田晋吉さん(「太陽にほえろ」「傷だらけの天使」を企画)
奥山和由さん(「カポネ大いに泣く」「恋文」「離婚しない女」「竜馬を斬った男」「226」「いつかギラギラする日」を企画)
柏原寛司さん(「傷だらけの天使」「あいつがトラブル」「豆腐屋直次郎の裏の顔」を脚本)
訓覇圭さん(「いだてん」を企画)
佐藤幹夫さん(「太平記」「鴨川食堂」を演出)
中島貞夫さん(「世降り物語」を監督)
室井滋さん(「居酒屋ゆうれい」で共演)
竜雷太さん(「太陽にほえろ」で共演)
※五十音順

さらに。
↑のインタビュー記事の他に、
「俳優としての萩原健一の歩み」についての15000字の原稿を書いています。

本人や関係者たちの証言を掘り起こしつつ、
70年代だけでなく最終作「いだてん」まで各年代の演技の変遷とその背景にある当人のアプローチを検証しました。 

この夏に精根を傾けて取材した一冊、
自分としてもかなり大きな発見に出会えました。黒澤明との対談も再録。
俳優としての萩原健一の軌跡に触れられると思います。