ビートたけしさんにインタビューさせていただきました!

この人にこういう芸談をうかがいたかった・・・
という長年の宿願にお答えいただける、
濃密な8000字のインタビューとなりました。

「アウトレイジ」シリーズを中心に役者論・演技論をうかがいましたが、
全てのエンターテインメントに通じる芸論と思います。 

全三回のリンクは以下の通り。

・現場での役者のテンションの上げ方
・ヤクザをどう演じるか
・大杉漣のこと

・下手な役者、上手い役者、凄い役者
・監督北野武にとっての役者ビートたけし

・フリとオチのキャスティング
・役者は土佐犬ではなくライオンたれ


いろいろ勉強になるインタビューでしたが、
特に第三回は「我が意、得たり」と同時に「目から鱗」でした。

「上手い役者」「上手くない役者」。
そこの価値観が合致したのが凄く嬉しかったのと同時に、こちらがこれまで上手く言葉にできたなったその見分け方をビートたけしさんに完璧に言い表していただけました。

というのも。
近年よく見られがちな
「手数を入れたがる演技」というのが私は凄く苦手でして。
そこを上手く表現できなくてモヤモヤしていたとこに、
今回のたけしさんの
「チャカチャカ動いて「上手いでしょ僕!」って、それ猿っつうんだよ」
という言葉。
「そう、それなんです!」
という感じで嬉しくなりました。

ケイクスさん、素敵な機会をありがとうございました!