秋元才加批評 -37ページ目

秋元才加批評

俳優秋元才加さん出演のTV・映画についての批評です。

・民放SP番組

こういう番組へ単独での出演が久々だった所為か、ニュートラルな表情が硬い。

その為ニュートラルから笑顔や驚きに表情が変わると、どうしてもわざとらしく見える。

おそらく「普通にしていると不機嫌に見られる」というのを気にしているのだろうが、緊張も相まってかうまくいっていなかった。

対照的に過去VTRで写っていたリラックスした表情が印象に残った。


そしてもう一点、タリーを気にしてなのか、意図せずカメラ目線になってしまう悪い癖は、良くなっていたり、いなかったり、番組によってバラバラ。

これは意識すれば直せる筈なのだが・・・。


ところで「御殿」は「○○な人」といった括りに関係無い、通常回にある「アイドル・グラドル」枠の様なポジションでの出演。

元々はAKBから「今年騒がせた人」という、括りに相応しいメンバーがキャスティングされていたのではないか、と思われるほど場違いで少々気の毒ではあった。

なので、スペシャル回のあのメンバーの揃った中で、彼女がテーマトーク無しだったのは残念だが、当然で仕方なかったろう。

関連トークはどうなんだという向きもある様だが、あのポジションで目立つのは、大抵非常識な発言をしたケースであって、彼女はそういうキャラクターでは無い。



・ネ申TV

才加さんはまずまずの活躍だったが、何よりスペシャル1回では物足りない内容だった。

時間等諸々の事情を無視するなら、もう少しシェアハウスでのメンバー間の愚痴や本音っぽいやり取りがあった方が、バラエティーらしいし面白かったのではないだろうか。

あれでは、NYでの数日間をざっと追っただけで、ドキュメンタリーとしても中途半端だった。


才加さんについて一つだけ・・・。

エチュードというか即興で何かやるというのは、いつもの「むちゃぶり」の如く恥ずかしさを捨てて大胆にやるというのとは根本的に違う。

それでは怪しい自己啓発セミナーだ。


設定に相応しい台詞や歌詞(或は与えられた台詞や歌詞)を、更に相応しい感情でコントロールして表現しなければ意味がない。

まぁ、説明がなかったのだろうから仕方ないが・・・。


理解出来ないとというか、理詰めとは違うのだが、平場で芝居の世界にすっとためらい無く入って感情身体等をコントロール出来ないタイプの場合、エチュードやインプロビゼーションが苦手な事が多く、才加さんもそのタイプかもしれない。

但し、エチュードが苦手とか嫌いという役者も多いので、そう気にする事もないし、才加さんの良さはそういうところに起因していそうなので・・・それを考えると一概にはワークショップへの参加もお勧めしない。


良くも悪くも、何の本格的訓練も受けずに、取り敢えずあのパフォーマンスを見せられるという、才加さんの可能性が確認できる番組だった。