せっかく大学院生だし、本を読むのは好きなのでおすすめの本をご紹介します。

今回は、子供の貧困をテーマにしたものです。社会福祉関係の専門書は難解で、何を書いているのかわからない本が多数あります。勿体ぶってわざわざなかいなヒョゲンをしているだけではないのかと感じるものもあります。

 今更、孝橋正一や岡村重夫じゃないだろうと、思ったりします。他の分野なら10年以上前の論文の引用をしていたら失笑を買いますが、福祉関係はそんなことはありません。特に政策論を中心に研究されている方には孝橋先生は神様のような存在です。


そういう福祉業界にあって、この本はとにかく読みやすい。グラフなどのデータを多く使用し、根拠を持って貧困について説明してくれます。


子ども食堂がやっている人たちの虚栄心を満たすために行われており、貧困の解消にはなんの役にも立っていないことを証明してくれています。


では、また。